天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

終戦直前のソ連参戦と中国政府の近似点

2010-09-12 07:24:25 | 中国・香港・朝鮮半島

 分別。国にもあるかと思う。国境を越えて拿捕されたら、日本人なら騒ぎ立てないだろう。乗組員が殺されでもしない限り。しかし、中国政府は違う。丹羽大使を3度も呼びつけて、日本政府に抗議をしている。さらに、来週にも予定していた、ガス田の交渉を無期延期した。一方的に。

 

 もう、終戦直前のソ連対日参戦を思い起こしてしまう。国境を越えて、申し訳ないを聞きたいところである。ところが逮捕されて、文句ばかりである。これは、ひつこく書くように中国共産党の我己を守る行動である。一党独裁は非常に危険な思想である。軍事力の増強も同じ思想である。

 

 今や、東の日本とだけでなく、同時に西のベトナムなどとも軍事力を背景に競り合っている。さらに、この地球に住む人民は運命共同体である。しかし、近接するこの大国は油断ならない。日米同盟は、ますます、その意味を持ちそうである。中国政府は、領土と資源の維持と拡大に、躊躇しない行動をとる。

 

 小沢政権が誕生すれば、外務大臣は、鳩山さんだと聞く。外交音痴ぶりを遺憾なく国民と世界に見せてくれた人物だ。中国との友愛が持論である。もし、こうなれば、大変な事態である。さらに、小沢さん自身が親中派である。中国は小沢さんが来れば、歓待である。ところが、先日、軌道修正の発言を記者会見で言っていた。代表選に勝つためである。修正すれば、理由を説明すべきである。国民の多くは、それを見透かしているのが救いである。

 

*投稿してから知った。深夜に中国政府は、4度目の呼び出しをしたそうだ。


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