自宅近くには国内でも最大規模の自衛隊駐屯地がある。自宅テラスから訓練が見える。機関砲の乾いた音が聞こえる。最近、空てい部隊の降下訓練も増えているように見えた。
第一空挺部隊と呼ぶ。ほぼ毎日走っているので、このことをランニング中にもこの眼で確認している。対中国問題もあるので、有事が近くなっているのか。そんな暗い思いを抱いていた。
そんなある日、11月、尖閣で日米の訓練があると分かった。その報道によれば、中国軍が突如占領した尖閣の周辺を日米がすぐに海・空を封鎖し、兵糧攻めにする。そして、尖閣に自衛隊空挺部隊が降下し、中国軍を無力化するのが、その訓練計画だそうだ。
なるほど、日々の激しい訓練を見て、そうだろうと思った。予感は当たる。悪いのは特に。 さらに、今朝のラジオニュースでは、欧州でアルカイダのテロ攻撃が起こる可能性があると、米国国務省が警告を発表した。この地で、世界の耳目が集まる国際会議が始まるのである。何事も起こりませんように。