夜なべする母の背中のサロンパス―下伊敷おじん てんがらもん346回川柳・

2018年11月15日（木）8764歩と健森プールウオークと泳ぎなど1時間

カエルさんによる録音が45分入っています

てんがらもんラジオ346回（2018年11月15日）

のびたさん

 

さりげなく　初キスを詠む　恥ずかしさ

 

今朝のダイヤモンド櫻島　7:11分？

2018年11月川柳

１　田舎もんさん

目覚めれば月花美人の香る部屋　　　　

参）ほのかな香 月下美人に起こされる

ほんわかとなおほんわかと香る君　

　香るのはお人柄ですね

2蓮子さん

ひとり占め木犀香る散歩道　　　　

　早朝の散歩でしょうか、情景が見えます

ゆうパック磯の香りと友の文　　　

　宣伝文句のようですが、磯の香りがいいですね

３新屋敷ばあちゃん

衣替えほのかに香るナフタリン　

　ナフタリンに郷愁を感じます

新米に母の匂いも届けられ　　

　一緒に何が入っていたのでしょうか。分からないところがいいですね。

4浅川ユキさん

親父臭ごまかすコロン最悪だ　　

　ちょっと激しすぎるので

⇒親父臭ごまかすコロンの迷惑

香ばしき匂い漂う焦げた鍋　　　もう一歩！

５　ひまわりさん

お隣の鍋の匂いで飯を食う　　

　落語のような句ですね

すきっ腹うなぎ屋の前つい並び　　

　空きっ腹の表記にしましょうか

６　ピッコロさん

故郷の香りうれしいゆうパック　　

　宣伝コピーのようですね

一人寝の寂しい夜はラベンダー　　

　ラベンダーのポプリを嗅ぐのかな？コロン？

※ここでお勉強

「うれしい」「さびしい」などの形容詞は、なるべく使わずに、句の中で表しましょう。「故郷の香り飛び出すゆうパック」としたら、嬉しさは十分に伝わり、開けた途端の笑顔を想像できないでしょうか。「一人寝の夜はラベンダーを抱いて」寂しさも伝わりますね。

７　ちどり

逢いにゆくメロンの香り忍ばせて　　

　どこに忍ばせるのかなあ…嬉しそうですね

抜け殻の布団に甘い残り香が

「抜け殻」と「残り香」の残りが重複していますね。

⇒抜け殻の布団に甘いあなたの香

8　団地ばあちゃん

焼きイモの匂いなつかし母の味　　

シャンプーの香りを変えて恋に落ち　ちょっとしたドラマですね。

9リボンの騎士さん

あなたでしょ匂いの主は知らんぷり　

　あのニオイですね？　臭い…こっちかな？

シャクッとね噛めばほのかに香る秋

　何を噛んだか知りたい。柿？梨？まさかの松茸？

10魔女さん

陽が落ちてさんま香るは夕ご飯　

参）陽が落ちて秋刀魚の香る夕ご飯

花もとめ香り盗人散歩道

　香りは漂っているので盗人にはならないような…

11　のびたさん

キスされた大人の香り別れ駅

　言葉が多いです。

⇒お別れのキスに大人を香らせる

もう起きて味噌汁香り母の声　

参）もう起きて味噌汁の香と母の声

12　あさがおさん

形見分け母の残り香懐かしく　　

参）形見分け母の残り香に埋まる　

形容詞を省く  満開のコスモス香る秋の空

　きれいにまとまりましたが、もう一歩！

13たけ爺さん

いつからか色香無縁の古女房

　人が羨む句を作りましょう！

⇒古女房の色香漂う秋祭り

小春日に縁側に立つ茶の香り

　小春日は秋から初冬、正しい使い方です。

幸せな日常が見えます。

14　なつめさん

いとし児のうぶ着の中に乳（ちち）香る

耳かきは父の香りのひざ枕

　どちらもお上手です。無駄な言葉がありません。

　川柳は省略の文学と言われます。

15夢っこさん

ナフタリン使いすぎたかまだ未婚　

香水も変えてみたけど春来ない

　どちらも目の付け所が愉快です。

16向井明美さん

薩摩路は時に田舎の匂いする

⇒薩摩路に薩摩の香り田舎道

旅の宿湯の香に浸り酒うまし　　

　いいですね。至福のご様子。

17.下伊敷おじん

夜なべする母の匂いのサロンパス　　

　母さんへの感謝といたわりが見えます

親父臭嫌われ座る場所がない

⇒親父臭気になり座る場所がない

18鈴音さん

家族旅思い出しては香りたく

⇒家族旅思い出しては香を焚く　　鈴音

新メニュー香りを添えてはいどうぞ

19　ラジビタはなさん

あの人を迎えるための香を焚く　　

赤とんぼ見るたび想う特攻機（自）

　特攻隊の練習機を赤とんぼと呼んだそうですね。

20　80円女岡山

松茸は香り一番目立ちます

　事実を伝えただけに終わりました。

方言はふるさと便り奏でてる　　　　

 21　カエルさん

戦争の火種臭わぬうちに消そ　　カエル

⇒戦争の火種臭わぬうちに消す

秋の闇香りの主の色思う

　月下美人のことですか？省略しすぎです。

22マッピーちゃん

赤ちゃんを抱いて懐かしほのかな香　

　お孫さんでしょうか？　いいですね。

香る秋まつたけご飯口いっぱい（下６）

⇒口いっぱいにまつたけご飯香る秋

23上床　久さん

夢心母の香りに深呼吸　

　夢心？夢心地？これも省略しすぎで、分かりづらい。

収穫のしょうがパワーで冷え知らず（自由句）

　報告句に終わっていませんか？

⇒収穫の生姜パワーは冷え知らず

24ひげ爺さん

花よりも香りで気が付く金木犀　（中8）気付くに

　報告句止まりですね。もう一歩です。　　

ありがとう布団に陽の香思いやり　　

　温かな家庭が見えます。

25津曲孝子さん

この香りどこかキョロキョロ金木犀（下６）

⇒キョロキョロと金木犀を探す香よ

五十年忌夢のごとき若いまま

⇒五十年忌遺影の若さ夢のよう　　

【入選】順不同

目覚めれば月花美人の香る部屋　　田舎もん　　

衣替えほのかに香るナフタリン　新屋敷ばあちゃん

⇒親父臭ごまかすコロンの迷惑　浅川ユキ

空きっ腹うなぎ屋の前つい並び　　ひまわり

故郷の香りうれしいゆうパック　　ピッコロ

焼きイモの匂いなつかし母の味　　団地ばあちゃん

あなたでしょ匂いの主は知らんぷり　リボンの騎士

陽が落ちてさんま香るは夕ご飯　　魔女

もう起きて味噌汁香り母の声　のびた

形見分け母の残り香懐かしく　　あさがお

小春日に縁側に立つ茶の香り　　たけ爺

耳かきは父の香りのひざ枕　　　なつめ

旅の宿湯の香に浸り酒うまし　　向井明美

⇒家族旅思い出しては香を焚く　　鈴音

方言はふるさと便り奏でてる　　　80円女岡山

⇒戦争の火種臭わぬうちに消す　　　　カエル

赤ちゃんを抱いて懐かしほのかな香　　マッピー

⇒収穫の生姜パワーは冷え知らず　　　上床　久

ありがとう布団に陽の香思いやり　　　ひげ爺

⇒五十年忌遺影の若さ夢のよう　　津曲孝子

【佳作】

⑧ゆうパック磯の香りと友の文　　　蓮子

⑦ナフタリン使いすぎたかまだ未婚　夢っこ

⑥シャンプーの香りを変えて恋に落ち　　団地ばあちゃん

⑤一人寝の寂しい夜はラベンダー　　ピッコロ

④逢いにゆくメロンの香り忍ばせて　　ちどり

③新米に母の匂いも届けられ　　新屋敷ばあちゃん

②ほんわかとなおほんわかと香る君　田舎もん

①あの人を迎えるための香を焚く　　ラジビタはな

【準特選】

ひとり占め木犀香る散歩道　　　　蓮子

評：朝の散歩で思いがけず出会ったきんもくせいの香り、さわやかで気持ちの良い句です。

【特選】

夜なべする母の匂いのサロンパス　　下伊敷おじん

評：大好きなお母さん、ありがとうお母さん、お世話をかけてごめんね母さん。胸がいっぱいになりました。

【軸吟】

ひたひたと師走の香りやってくる　　　　　紅雀

12月の川柳のお題は「ガチャガチャ」です。虫の名前ではありません。

「おのまとぺ]

自然界の音・声、物事の状態や動きなどを音(おん)で象徴的に表した語。音象徴語。擬音語・擬声語・擬態語など。

▷ イギリス onomatopoeia フランス onomatopée 「オノマトペア」とも言う。

　

　締め切りは12月7日です。

 

 

 

これからは今日の収録です。

　　　笑ろたも笑ろた二人

先月の兒島さんのお話、入院生活からなまんだことを色紙に書いてプレゼント

 

取締役兼見回りたいいやしメンバーのアリスちゃん

 

撮り急ぎアップしました。午後はプール学校に行きます。

今日の健森からの桜島　15:00　変わり映えしない場所からですが、泳いで30分休息して

もう向こうの端まで歩いていく元気ありません。　20分は眠れました。

あれ、今夜はメサイアの練習日でした。よかったお昼寝できて・・・。

メサイア・ピアノの智帆先生熱発でお休み。

今日は声・発声のメカニズム？についての理論学習でした。少々疲れている私は後半

眠くて子守唄みたいに聞いていました。曽木先生ごめんなさい。

本当は皆さんとのデスカッションが聞き取れないので、ついてゆけない。

声の問題以前の問題で困っている自分に気が付きました。

 

2015年のブログは

よいこの家ファミリー上薗未織結婚報告会食会・古書店へ太原さんの著書を贈呈