己書が届けてくれる575・亡き人を思う心が生きる糧

2022-10-16 | 日記

2022年10月16日(日)

雑巾のように疲れた朝、5時前には目覚めラジオ体操を

3回もして、花に水をやり、新聞を手にする。

昨日届いていた贈り物を開けてみて、そこにもあった

己書で伝えた心の響きがこだましている。

夕べ届いていた川柳仲間からのメールにも、己書と川柳の

取り持つ奇妙な?力が伝わってくる。

おくりものはよいこの家ファミリ―のトモ子さんから

8ケ月前にお連れ合いをなくし、その時届けた悔やみの色紙

等のお礼であった。(その一部をお許し願います)

 主人との別れから8ケ月が過ぎ、毎日が長くもあり、もうそん

な時間が過ぎたのかなとの思いがあります。

頂いた色紙を始め「てんがらもん」の作品の数々、主人に声を

かけながら楽しく拝見いたしました。本当にしぼんでいた私に

水を注いで 頂きました。(後略)

 

今朝の南日柳壇には、妻を亡くした哀しみと、句の世界を詠んだ

知人の句がありました。

 亡き妻を偲んで学ぶ句の世界 句会のお仲間でもあります。

長年連れ添った連れ合いとの別れ、だれもが迎える、人生の

セレモニー。私にもやがて来るその日をどう受け入れられる

のか? 受け入れたものを575にできる力を蓄えながら生きる

日々。

 

コラボ展の川柳を、少しふざけて己書で遊んで描いた私に、寡黙

な柳友3人が、面白がってメールで感想を。おじん様たちに己書

の遊び心が届いてとてもうれしかったです。

 私は人生の終盤になって手にした己書と川柳が、私の思い

を楽しく伝えてくれることに、心から感謝しています。

文章で伝える力も弱くて、ついごちゃごちゃ書いて自己嫌悪

に陥る毎日、川柳はそれを許しません。

いかに無駄を削り、聞き手に想像力を働かせることができるか

その戦いです。

 

昨日の疲れは相当なもので、何しろここ10年ぐらい会えなかった

仲間に、短時間のうちに会うことができて、一言二言語り合えた

人は数十人です。アイコンタクトだけの人も居ます。名前も

サークルも 朧げの人、「どこのどなたでしたっけ」などと数人

に聞きました。

ステージ上から気が付いて、目であいさつされた指揮者も

数人いました。

昨日の出来事が、まだ十分整理できないけど、伝えきれないけど

私を待っている次の遊びを(この齢になれば 遊びと思いたい。)

をどう準備していくか、に取り掛かります。

 

日曜日で、今朝はゆっくり温泉に出かけます。一度頭を空っぽに

して新しい週を始めたいです。

 


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