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西城区の西四付近でお見かけしました。
背中の曲がったおばあさんが、大人用靴の中敷に刺繍しながら、ご自分で作ったちびっこ用の靴を売っていました。
以前には、こんなおばあさんは何処にでもおられましたが、
今は「歩く邪魔になるよ」ということで、道端商法にも取り締まりが厳しいので、滅多にお見かけしません。
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「北京の子供は、もうこんなの履かないのねえ」と訛りながら言ってました。
(どこの訛りかは不明)
靴は、手刺繍ではなくミシン刺繍ではありましたが、伝統的な図案で、
おばあさんにこれからも作り続けて欲しくて、買っちまいました。
小さい赤ちゃん用20元、もうちょい大きい子用30元です。
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黒は豚、赤は虎、靴底もムカデ(毒をもって毒を制す意味の魔除け)や、トウガラシ(子沢山=繁栄の意味)と、おなじみな伝統柄です。
おばあさんは何処から来たのかとか、昔話とか、聞きたいことは色々ありましたが、昨今は記者を装った悪い人もいるので、あんまり質問すると、怖がられます。
買い物だけして、立ち去りました。
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