私は監督の友人のこれまた知人(つまり全然知らない人)でしたが、前から二列目のソファ席を用意してくれてました。
快適で、お隣のおばちゃんは靴脱いでくつろぎモードに入っていました。
お話は、『彼岸』アパートで繰り広げられる、今様男女7人(本当に7人でした)冬物語。
様々な理由で別の土地から北京へやってきて、そのまま定住して働く青年たちを『北漂』といいますが、
その漂う人々に最終的な彼岸はあるのか?
ここが彼岸なのか、それともここは流されて行く途中で漂着した場所に過ぎないのか?
そういった2-30代が抱えがちな「自分はどこから来てどこへ行くのか」「自分は何者なのか」という問題を主に据えたお話でした。
感想:
いやー!イイネイイネー!いやはやいやはや。
なんか、若いって、こう、スカッと!明度の高い色というか、色が何色も混ざってないよねー。
でも、実は自分が何者かとかは別に大した事じゃなくて、どこへ行くのか、決めたそっから先こそが長いっちゃんね、ジンセーは!
などと中年らしいことを考えつつ
なんとなく『いちご白書をもう一度』を歌いながら、零下の帰路についたのでした。
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