丁未堂画室二の丸 TeibidoStudioBranch

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お若ぇの作・演劇『彼岸』

2013-02-08 01:26:44 | 鑑賞Appreciation





 私は監督の友人のこれまた知人(つまり全然知らない人)でしたが、前から二列目のソファ席を用意してくれてました。
 快適で、お隣のおばちゃんは靴脱いでくつろぎモードに入っていました。

 お話は、『彼岸』アパートで繰り広げられる、今様男女7人(本当に7人でした)冬物語。
 様々な理由で別の土地から北京へやってきて、そのまま定住して働く青年たちを『北漂』といいますが、
 その漂う人々に最終的な彼岸はあるのか?
 ここが彼岸なのか、それともここは流されて行く途中で漂着した場所に過ぎないのか?

 そういった2-30代が抱えがちな「自分はどこから来てどこへ行くのか」「自分は何者なのか」という問題を主に据えたお話でした。


 感想:
 いやー!イイネイイネー!いやはやいやはや。
 なんか、若いって、こう、スカッと!明度の高い色というか、色が何色も混ざってないよねー。
 でも、実は自分が何者かとかは別に大した事じゃなくて、どこへ行くのか、決めたそっから先こそが長いっちゃんね、ジンセーは!
 などと中年らしいことを考えつつ
 なんとなく『いちご白書をもう一度』を歌いながら、零下の帰路についたのでした。

 




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