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Jaipur Bagru村紀行 その2 Amber FortとAnohki museum

2018-03-27 02:51:30 | 旅行
ジャイプールは別名ピンクシティとも呼ばれ、旧市街の建物はこんな色です。




郊外にある世界遺産 Amber城という古いお城を見物に行きました。



市内からここまでの移動は、配車アプリUberです。使い古された言葉ですが「便利な世の中になりました」ね。


はしゃぐ地元旅行者。





象タクシー。




アンベール城はジャイプル一帯を支配したカチュワーラー家の本拠地として、16世紀初頭に時のマハラジャ、サワーイ・マン・スィンによって建設が始まり、その後歴代の王により増改築が繰り返されたそうな。(と、旅行サイトに書いてありました)


入場時、同行の友がなぜか行ったこともないアフリカの某大学の学生証を持ってて、学生料金でチケットを買いました。
何と大陸ネット上の某巨大仮想モールで購入したそうです。そんなものまで売ってたとはびっくり。
(日本では違法行為にあたりますが、大陸で購入したものをインドで使用=旅のこぼれ話と思って下さい。珍し過ぎて、備忘録を兼ねてここに記しました。)



団体旅行のご老人達が、それぞれの被り物の上からツアー帽子被ってます。





お城は、贅を尽くしていますが、さすが1年のうち3月から10月は猛暑というだけあり、一番暑い時期に快適なように作っているので、部屋のあらゆる面の材質が大理石で、屋内はすごく冷えてます。寒いことおびただしい。
大理石の効果は大したものだと思いました。









修復中。働く親方とスマホをいじる若者。





色んな生き物がフリーな活動をしています。どちら様も野良なので、痩せてます。










引き続きまして、アノキ美術館です。




中にはアノキのコレクションである、古い木版プリントの布地や、刺し子の布地が展示されています。
ほとんどのエリアが撮影禁止なのですが、屋上で職人さんが実演していました。こちらは撮影OKです。





工具の数々。
旧市街に木版用の工具専門店があるそうですが、行く暇がありませんでした。残念。





彫りの深さを示すため、腕に押してみた職人氏。





プリント用の木版ブロック在庫部屋。
一つの模様のために、色を変えながら数個のブロックを使うので、模様毎に箱に入れて、箱の外にガイドを貼り、整理しています。






市内への帰り道にある、「昔の金持ちの家」(ざっくりとした友達の説明)




牛。





同行の友二人は、台湾宜蘭にあるインド雑貨店のバイヤーなので、彼女たちの発注のため、帰り道に生地と仕立ての会社に寄りました。


どわー!






彼女たちが商談する間、ずっとここで布を見ていたら、いつのまにか眼が、街の既製服を見ると大体の原価が分かるという機能を搭載してました。
バイヤーな友によると、地元市場での売れ筋は決まっているので、大量生産の布はそんなに種類が多くないそうです。
そして、もちろん柄や色から指定して、オーダーすることも出来るそうです。

世界各地からジャイプールに集まるバイヤーさんたちは、デザイン持参で1〜3か月ほど滞在し、その間にお洋服、ジュエリー、家具、陶器などを注文して、買い付けするそうな。
我々の泊まったホテルは、そんなバイヤーさんたちの定宿となっていて、一階レストランでは数年ぶりに会う顔見知り同士の挨拶で、いつも賑わっていました。

腹具合の悪い私は、夜の活動は失礼して、一人でスープを啜りました。
このThukpaというチベット風スープがレモンが効いてて美味しゅうございました。





腹具合が悪くなっても、ミルクティーと甘いものが充実しているので、生きていけます、



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