丁未堂画室二の丸 TeibidoStudioBranch

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第二回国際木版画会議・前半

2014-10-07 10:42:43 | 旅行





 東京芸術大学で開催される第二回国際木版画会議に出席のため、東京を訪れました。

 

 いつもは九州から日本へ入る私ですが、今回は珍しく成田から列島入りです。
 見える風景が福岡空港と全然違うので、感動しました。









 ンマー!芸大って風光明媚な公園の中にあるんですね。しゃれとーねー









 開幕式には、芸大滞在中のオーストリアのどっかの音大(すみません、忘れました)の教授陣が、演奏されました。
 お上品~~~~








 会議は1週間弱、その間プロの摺師さんのワークショップに参加したり…
 (↓は、京都の佐藤木版画工房から来られた摺師の中山誠人さんが、同じく摺師の平井恭子さんのお手伝いのもと、実演中)







 微妙な色効果を出すために、白版だけでこんなにたくさんあるんですと。
 手間はかけただけ、作品のできばえに反映するということを証明するかのような、版木の数です。







 ちなみに、佐藤木版画工房さんについては、こちらのサイトで詳しく紹介されています。
 


 紙や、版画材料などの、画材屋さんたちが、デモンストレーションをしてたり…








 版画家が、おのおのテーブルを借りて作品を展示したりしました。
 なお、机の上がスカスカなのは、私が自分のことで精一杯で、みんなが片付け始めてからやっと写真を撮ったためです。







 このお方は、Eva Pietzcker さんというドイツのお方、手漉き和紙のミミのところギリギリまで多版摺りしてて、
 どうやって位置合わせしてるんだろう?と思いました。








 この像の肩から上は、デッサンの練習対象として福岡でもおなじみですが、全身像は初めて見ました。
 聖ゲオルギウス像の本物は、フィレンツェにあるらしい。







 ぬかりなく学食もチェック。







 ここまでの感想。
 -芸大は風光明媚な環境で、蚊が多い。
 -こういう場では、英語がヘタだと苦労する。



 次回は、後半戦をお届けします!


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