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弁当箱が語りかけるもの

2020年08月14日 | 平和
長崎市平和・原爆総合ページというのがあります。

広島市、長崎市ともいろんな形で原爆の資料の公開をしています。希望すれば写真を貸出しし、ご自分の町で原爆展を開催することも十分可能です。広島の場合、こちらから。

広島の場合、あまり詳しくは調べておりませんが、長崎の場合上述のページの「その他」からミニミニ原爆展という20点ほどの写真セットがあり、PDFでダウンロード、自由に印刷して地元の公民館や学校の教室などで原爆写真店を開催することができます、どうぞご活用ください。

さて、紹介するのはその中の一枚。


実際にこの写真セットも用いて原爆写真展を開催したことがありますが、有名な一本柱鳥居や被爆者の写真と比べると大変地味な写真…としか最初は思っていませんでした。

ただよくよく解説を読むと(ぜひお読みください)折免君はこの炭化した弁当箱をおなかの下に抱きかかえていたのです。これ、遺体といえるでしょうかね。あとでずっしり来る写真です。

この写真は展示を目的としているので、PDFのみでの公開で、ここにアップするのはちょっと大変でした。ただ、このご時世、いろんな施設がどんどんオンラインでの公開に踏み切っていくと思います。もちろん現地を訪れるのに越したことはありません。やはり空気が違います。でもオンラインでもその一端に触れることができる、それはそれでよいことだとは思います。

当ブログには原爆・平和コーナーもあります。そちらもぜひご覧ください。