チーム医療維新 日本のNP、PA制度を考える

日本におけるNP(ナースプラクティショナー)、PA(医師助手)などの非医師診療師の導入について考察するサイトです。

もろもろ。

2010年02月12日 12時55分46秒 | ブログ
「ブログ」カテゴリなので、日記を記します。
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先日はボストンに行った時に、「チーム医療の理念と現実」を書かれた細田満和子さんとお会いする機会がありました!噂の通りの素敵な方で、お子さんの話などもしていて、このような働く女性&お母さんになりたいな~と憧れちゃいました。また電車が遅れるかも、と思って時間に余裕を持って行きました。ちなみにその日のボストン向け特急電車は、奇跡的に15分遅れだけで済みました!
(帰りは、30分遅れ)
アメリカですなあ。
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今日もホットヨガ(ビクラムヨガ)に行ったら、「さあ、体をぴったりと床につけて、ジャパニーズハムサンドイッチにように、隙間がないようにしてくださーい」と、またいつものかけ声が。ちなみに、先生に聞いてみたら、ビクラム氏が日本で教えていた時に使った比喩を、今でも使っているから、ビクラム先生に習ったヨガ教師は、全員同じいい方をするとのこと。

言われるたびに、瞑想状態が壊れ、西荻駅前サンジェルマンのハムサンドを思い出してしまうのでちょっとやめてほしいかも。
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日本のウェブ新聞を読んでいたら、東京のホームレスの人たちのために働いている人の紹介が載っていた。とても素敵な人そうで、面白い記事だったが、その記事の中に、「もう10ヶ月間1日も休んでいない」という記述があった。それって、不健康では?!自分の体を気遣えないと、人の面倒も見られなくなっちゃうよ!と私は、その記事を読んでちょっと残念な気持ちになった。

なぜ、アメリカの素敵な人を紹介する記事だったら、「ここ1ヶ月に1日も休んでいない」とか書いていないのかな?

A)それは別にえらいことではないから。
B)そんな人は(どんなにエライ人でも)存在していないから。

うーん、両方だろうか。

そういえば、フィアンセが、ワーカホリック気味で、環境コンサルの仕事が面白いらしく、朝9時から夜9時くらいまで働いている。日本では普通かもしれないが、彼は「働き過ぎ」ということで、上司からの評価に常に「ワークライフバランスを考えろ」とか書いてある。そして、働きすぎると「有能でないので長時間働く必要があるのか」と思われ、昇進にひびが入るらしい。

働き過ぎは、エライどころか、見下されているというのだ!

アメリカのそういうところはすごく好きだ。でも、アメリカも、スペインやイタリアの人たちには「働き過ぎ」といって見下されているらしいから、どうなってるんだろう、スペインとか。行ってみたい!

しかし、スペイン人、あのゆったり感覚でよくラテンアメリカを征服できたなあ、と常に不思議でたまらない。

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1 コメント

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細田さんにお会いできてよかったですね (澤田石 順)
2010-02-23 22:20:53
こんにちわ、澤田石です。ごぶさたしております。細田満和子さんとお会いになられたとの由。細田さん(優秀な社会学者)の暖かいハートを感じたのではないかと思います。彼女の研究テーマの一つである医療ガバナンスは「市民・患者さんが主体的に運動して政治・社会を変革していく」というもの。細田さんは学者としての客観的視点と、患者・市民の現場の視点との双方をバランスよく吟味して、優れた著作・論文をたくさん執筆されてきております。
 日本国の医療改革はやっと始まりつつありますが、まだまだ米国のように市民・患者・医療人・政治家等が協業する形になっておりません。細田さんの労作から教えられることはいろいろとありますが、その中で「ヒーローを作る」という「戦術」を活用できないものか模索しているところです。
 日本の医療人は私を含めて厚労省の政策を非難し、政治家の無策を非難するというカタチにとどまっており、政治家や官僚を「よいしょして、ヒーローに仕立て上げる」ようなやり方がほとんどありません。細田さんの研究から学ぶことはたんさんありますので、私は日本国における医療改革(当面はリハビリ問題)のため微力を尽くしていきたいと思います。

P.S. 日本版NP
「特定看護師」という名称で、ナースの業務拡大を法的に裏づけして試行的に開始しようということが決まりそうです。嬉しい動きですが、官僚主導だと悪用されかねないので熟視して経過を追っていきたいと思います
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