チーム医療維新 日本のNP、PA制度を考える

日本におけるNP(ナースプラクティショナー)、PA(医師助手)などの非医師診療師の導入について考察するサイトです。

米国NP教育 例2:ファミリー科

2010年11月03日 23時30分25秒 | きほんの基本 (最初に読んでください)
<<<ファミリー科NPのBさん>>>

1. Family Nurse Practitionerです。アラバマ州のHealth Departmentの持つクリニックでプライマリーケアを行っています。遠隔地にCorraborating physician(Certified Family Physician)、1時間ほど離れた診療所ですので、ほぼ独立しているようなものです。

2. 9/45 credits....看護系は20%でほとんどが医学系のクラスですね。

3. シラバスはこちら

私は別にNPにこだわらず、PAでもいいんじゃないかと日本に帰ってから思うようになりました。日本の看護大学で基本的な薬学、病態生理学をおこなっていないようですし、PAという形で他の医療系の人と一緒に基礎から勉強する方がよいのではないでしょうか?

日本の看護師さんが優秀なのは卒後教育が充実しているからですよね?病院で1-3年かけて育てるというのは、日本独特ですよね。看護師としてはそれでよいかもしれないけど、NPとして働くには、すぐに実践で使えることが重要になってきます。医学の基礎的な部分から大学院で2年で教え、即戦力として期待するのは難しいのではないでしょうか?多くは医学と離れた単位も多いようですし(看護管理など)。

私はアメリカの看護大学を卒業し、NPコースへ行きましたがそれでも2年半は短いと思いました。80%を医学系の単位をとっていても、十分ではありませんでした。

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