チーム医療維新 日本のNP、PA制度を考える

日本におけるNP(ナースプラクティショナー)、PA(医師助手)などの非医師診療師の導入について考察するサイトです。

アメリカの高校生のマリファナ使用

2009年12月16日 07時37分13秒 | ブログ
8th、10th、12thGrade(中三、高一、高三)のアンケートによると、タバコの使用は減ってきているが、マリファナの使用は増えてきているそうだ。

過去一年間にマリファナを使用した人(吸引のほか、ブラウニーに入れて食べるのがアメリカでは人気の使用方法である。)

中三 11.8%
高一 26.7%
高三 32.8%

確かに、マリファナはカリフォルニア処方できるし、タバコと比べて害が少ない、少ないとよく言われているので、こんなに広がったのだろう。
ただ、マリファナはゲイトウェイドラッグと言って、マリファナをやるとほかのドラッグにも手を出す可能性が高いので、そういう意味で危険である。

面白いなーと思ったので報告まで。もっと読みたい人はこちら。
http://news.yahoo.com/s/ap/20091215/ap_on_he_me/us_teen_drugs;_ylt=ApApCz9DdRBvzE6w7WCWpEPVJRIF;_ylu=X3oDMTJlZjViMThpBGFzc2V0A2FwLzIwMDkxMjE1L3VzX3RlZW5fZHJ1Z3MEY3BvcwMxBHBvcwMyBHNlYwN5bl90b3Bfc3RvcnkEc2xrA3N0dWR5ZGVjYWRlZA--

新型インフルの接種対象が一気に拡大!

2009年12月16日 07時04分51秒 | ブログ
今まで、新型インフルは、妊娠中の女性と、医療従事者と、子供と、18-64歳で、重大な基礎疾患(高血圧だけ、とかはだめ。腎臓病、心臓病、ぜんそく、糖尿病)を持っている患者さんへの接種のみということだったのですが、数日前にNYではそれが「解禁」され、コネチカットでも昨日解禁!「希望者には誰でもあげてもいい」ということになりました。

これは、基礎疾患がない患者でも入院に至るケースが多いからでしょうね。でも確かに、みんな新型インフル予防接種が余っていて、結構持て余していたので、それも実はあるかもしれない。

アメリカで(というか、ここらで)私たちが使用しているのはlive attenuated virus (鼻吸引タイプ)と5mlの筋肉注射タイプ。

注射タイプについて。日本では、10mlのボトルを一日で使い終わらないと、雑菌が入って危険という規定で騒ぎになっていましたが、こちらでは5mlのボトルでも、(10人分ですが)一日に使い終わらなきゃって話は聞いたことありません。。。。開封日をボトルに書いて、開封後__週間以内なら使用しても安全、ってことになってます。インフルもほかの予防接種も。

いろいろと違いが面白いですね。

しかし、解禁になっても、新型インフル注射は受けたい人よりも受けたくない人の方が多い。どれだけ接種できるかな。普通のインフル注射でさえ、「それを打つと病気になる」と考えている患者さんが多く、毎日インフル注射が必要な患者さん(67歳、糖尿病など)相手に四苦八苦している。

(ところでアメリカではインフルに関わらず、予防接種はしない、したくない、怖いって人がすごく多い。社会的公衆衛生的大問題である。日本ではそういうことないみたいね。)

朝日新聞NP/PA記事シリーズ!

2009年12月16日 06時46分33秒 | NP/PAに関するニュース、記事
明日の(じゃ、ないですね、日本時間で考えると今朝からですね、だから今日の)朝日新聞の朝刊から、アメリカの取材に基づいたNP/PA記事シリーズが始まるそうです。

保険がない人を診るモバイルクリニック(バンの荷台で診る)、世界のNPの母ロレッタ フォード氏の自宅など、色々なところをじかに見て回った結果の報告なので、興味深いのでは?!

ぜひぜひ読んでみてください。