気ままなひととき。

「もの」にこだわる変な人が綴るレビューいろいろ。
本とか食べ物とかなんでも。

ITリテラシーという言葉からコミュニケーション力について

2011-07-18 09:05:49 | sideways
数年前から耳にする「ITリテラシー」

きちんと考えると「情報リテラシー」と「コンピュータリテラシー」など
いくつかのリテラシーが混在していることが最近問題になっている気がするんです。

直近でITが苦手な方々と公私に渡り、接触することが多く
この「ITリテラシー」という単語の表現は幅が広すぎるのではないかと疑問を持った次第です。

日常はIT系企業で働いていることもあり、IT苦手なんですという方とは
あまり接点がないだけに、衝撃を感じたことをいくつか。

・ガラケーという概念がないし単語も知らない
・スマートフォンとiPhoneは別と思われている
・iPhoneはアップル製品なのにどうしてソフトバンク?
・Androidってなんでいっぱいあるの?
・twitterは世界中から容易に閲覧されることを知らない
・mixiもハードルが高いと思っている
・Facebookって何?
・SNSって?映画だよね?
・インターネットでサイトを使い分ければ、匿名性が確保されると思っている
・一太郎スキルが結構重要
・エンジニア用語を説明するには違ったスキルが必要


もちろん従来から感じてる・わかっていることも多々ありますが、
これらの他にもたくさんいろいろありました。

そして、私が社会人になる時に決めたポリシーである
「プログラムだけは絶対書かない」
「エンジニアとクライアント(お客さんとか営業担当とか)との中間を目指す」

この2点について今でも実践してますが、このニッチなポジションはライバル少ないです。
エンジニアは専門分野にのめり込んでいくし、クライアントはコミュニケーション力は上がるけど
テクニカルなことを専門用語で語られると理解できない。

そういう意味で職種をわけると、

・プログラマー(コードを書く人)
・システムエンジニア(上流工程手前くらい?)
・フィールドエンジニア(客先で頑張る人)
・セールスエンジニア(ほぼ営業?)
・営業
・ハッカー(PC,IT,OS,NWなどにとんでもなく詳しい人)
   ちなみに日本でよく勘違いされるのですが、ハッカーは詳しいだけであり
   システムに侵入してデータ損壊行為などを行う人ではありません。
   そういう人は「クラッカー(Cracker)」です。
   知識・技術は近いですがモラル・法に触れる・悪意を持つなどの違いがあるかと。


職種はハッカーを除き、他にも多数あり分類できないですが、
ぜひここに「コミュニケーター」を追加して欲しい。
私はこの「コミュニケーター」を目指しているから(笑)

コミュニケーターに必要なスキルは
  プログラムは書けなくても実現する手段・概念は知っている
  仕様書を理解し、クライアントが理解できるよう日本語を日本語に翻訳する
  相手の立場から語彙を選んでコミュニケーションをとる
  愛想がいい
  感情的にならない


こんなくらいでしょうか。
他に数字に関する知識や語彙を増やすための努力などいろいろあるかもしれない。
ついでにマネジメントは身につかないと思われる。
だから出世できるとは思わない。
下手をすると器用貧乏になる。

それでも人と人を繋ぐ潤滑剤として社会に必要とされるべきポジションなのではないかと思ってます。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シャープのガラパゴスを使ってます (satogashi)
2011-07-23 11:05:58
相手を見ながら「ガラケー」を判断する必要がたまにありまする。。。という、それだけでした。
返信する

コメントを投稿