光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

韓国世界遺産の旅 済州島 その4 城邑民俗村、城山日出峰

2016年12月31日 | 海外旅行

次は、城邑民俗村に移動。 観光前に腹ごしらえで、済州名物 海鮮トゥッペギ(味噌鍋)。  

カニ、海老など、身が少なく食べるのが面倒だし、だしをの利いた日本の鍋に慣れている私の舌には、味が単純。

と朝に続いて期待外れ。  

 

 

 

 チジミはまーまー。

 

 

 

驚いたのは、マッコリ。 ソウルでは、ビンでだされていましたが、ここでは、この大きなどんぶりで出されました。 

これが普通とのこと。 味は新鮮で、発泡と適度の酸味、甘さ、風味があり、今まで飲んだマッコリのなかで最高でした。

自家製のようです。 でも、量が多すぎ。 ツアー仲間にも飲んでもらいました。 

 

 

 

 

 店の雰囲気。 

 

 

 さて、民俗村、前日、博物館で予習した茅葺屋根です。

入口の石像トルハルバンの直訳は石の爺さんの意味です。

Webからの引用:済州島の守り神。石のおじいさんという意味。
 石像の由来には諸説があるが、その一説は風水学と関係する。
 済州島にそびえる漢拏山には女の気が強いため、霊能者が男を
 象徴する石像を建てたというものだ。
 最初に建てた56基のうち、49基は現存するという。
 トルハルバンの特徴は、男性の象徴を表す帽子をかぶり、大きな
 目鼻にお釈迦様の口。腕は右が上だと文官、左が上だと武官を
 表す。鼻に触れると男の子を宿すという言い伝えも。

 

 

 

 

 石臼と揺り篭(右側)、水瓶をのせる背負子

 

 

 

 豚の飼育場所兼人間のトイレ。 人の糞尿を餌にしていたそうだ。 子供の頃の思い出だが、日本でも、農家の人は肥しを畑にまいていた。

 

 

 

ここは、実際に人が生活している村で、この写真の家などがそう。

手が見えますが、この村のガイドの方で、中年のおばさんですが、流ちょうな日本語で、ユーモアたっぷりに説明。

 

 

 

 典型的な家屋。

 

 

 

 昔の済州島では、一夫多妻制で、男は働かず、女性が働き手だったなど、同じ話をトルコでも聞いたのを思い出した。

 

 

 

 最後は、茅葺屋根にできる冬虫夏草や、済州島の馬の油から作ったクリームなど、特産医薬品や化粧品の説明が始まった。

見事な口上は、それだけで済州島の女性が、いかに強いかわかった。 

女房用に、済州島の女性の爪の垢を売ってほしい! (よく働く気性成分のみ)

   

 

 

 次は、城山日出峰。時刻は、14時半。 少し暑いくらいの気温。

 

 

 ここは、航空写真がわかりやすいので、Webから引用。

 

 

 

想像していたよりも大きい。

 

 

 

30分弱で登れるのですが、暑さもあり、汗が大変でした。

 

 

 

 

途中、左手に島が見えます。 牛が寝ているような形なので、牛島 と名付けられています。

 

 

 

階段の途中で振り返り。 皆さん、休み休み登っています。

 

 

 

 

 登り切ったところが眺望台。 火口周辺部がサメの歯状になって、確かに城壁のように見えます。 

 

 

 

 日の出の眺望が素晴らしいらしく、名前の由来にもなっています。

 

 

 

 済州島側も美しい。

 

 

 

 

 若い人が多かったのは、登るのが結構、大変だからかな。

 

 

 

 海の青が美しい。

 

 

 

 女高生?たちのパフォーマンス。

 

 

 

 登山道を上から見ると。

 

 

 

 

 

 

 

 降りてきました。

 

 

 

下の岩場に人がいるのが見えましたが、海女さんとは気づかず、下まで降りるのはやめました。

わかっていれば、降りて写真を撮ったのに!

 

 

 

で、城山日出峰は終了。 15時半。

 

 

 

夕食は、済州名物 黒豚サムギョプサル。 18時頃

 

 

 

 民俗村の豚の飼い場は忘れて、焼き上がりを待ちます。

 

 

 

 この豚肉をハサミで切って食べるのですが、ほとんど店のスタッフがしてくれました。

味の印象は、特別にうまいこともない・・・朝から辛口の評価です。 キムチはうまかった。

 

 

 「済州ヌルボム」という地元の名店らしく、2階まで席がある大型店。

 

 

 

 最後が龍頭岩。 名前の通りの岩ですが、暗くてよくわかりません。

 

 済州島の観光は、これで終わり。

現地ガイドのOさんは、30代半ばの女性で、済州大学をでて、日本の新宿に一時住んで言語を学んだとのこと。

でも、話す日本語には特有の癖を感じました。  外国語を話すというのはやはり、難しいことですね。

で、彼女にも済州島の女性の強さを感じました。 バスの中で、彼女の二人の娘や、旦那の話をしてくれたのですが

若い頃、ソウルに住んでいた恋人が二股をかけていたので、自分から別れて今の旦那と結婚。 旦那は優しくて、娘の

世話もしてくれているが、もし、浮気なんかしたら、こっちも浮気し返すんだ!と。

観光も楽しいのですが、現地ガイドのこういった世間話も実に楽しい。

済州島のミカンを、その後ソウルに行った女房が土産で持ってきたのですが、甘いのにミカンらしい味もありグッド。

もう一度、行きたい済州島でした。

さて、今日は大晦日。 皆さん良いお年を!


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