「日本の考古」(平成館)のコーナの一つに、東京大学構内(加賀藩前田家の江戸屋敷跡)から出土した陶磁器が展示されていました。
トルコのイズニク窯。 絵柄や色使いに異国の独特の香りがあります。
鎖国とはいっても、さまざまなルートで海外のものが入っていたのでしょうね。
ビールサーバーにピッタリ。
染付けのオランダ版でしょうか。 絵柄のデザインに東洋を真似てはいても、西洋の意識を感じます。
そして景徳鎮窯。 小さい皿で、このなかにこれだけの模様や絵を書き込んで雑になる心配がありますが全体として見ると、まとまっています。
出土品との対比です。 トーハクはこんな陶器片まで保管しているのにビックリ。
1 色絵福字鉢片(中国 漳州窯) 2 色絵蓮池水禽文鉢(中国 漳州窯)
3 染付脚付向付片(中国 景徳鎮窯) 4 染付銀杏形向付(中国 景徳鎮窯)