光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

国宝 六面石幢

2009年02月10日 | 歴史、民俗

国宝 六面石幢がある普済寺は立川崖線の真上にあります。 
写真左上から右下に残堀川が流れ、その上側の土手沿いが崖です。
崖の縁に小さく赤丸を打ったところが、六面石幢が安置されている堂です。
下に多摩川が流れています。 右上から左下の線路がJR中央線です。 普済寺は昔、立川氏の居館があったところです。 武士の居館としては遠方の監視や水の確保、防備のしやすさなどで、なるほどと思われる場所です。



 



崖の縁から撮りました。下の残堀川までの高低差は2~30mはありそう。
左端に柵がありますが、その左横2mぐらいのところに六面石幢が安置されている堂があります。




説明の碑の右横にあるお堂がそうです。一辺が3mほどの四角い小さなお堂です。




鉄格子とガラスがあるので、格子のすき間にカメラを差し込んで撮影しています。 また、ガラス越しなので反射が写りこんでいます。
しかし、本物の迫力はさすがに違います。
左の像が「阿金剛」 右が「持国天」



 左が持国天、右は多聞天



 
正面が増長天、左が広目天





 右が阿金剛、左はト吽金剛



 それにしても、このお堂の場所はわかり辛いところにあります。 案内図もないので初めて行くと大変だと思います。 

なお、立川氏居館跡の土塁だとか、面白い彫刻も撮りましたので、あとで紹介する予定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする