先週土曜日、私が中学・高校と通った明治学園(北九州市戸畑区)の関東支部の同窓会が東京で開かれ、司会をさせていただきました。
みなさんも『実はあの有名人、学校の先輩なんです』なんていう経験がおありかと思います。
私の母校からも映画監督の平山秀幸さん(『学校の怪談』や『愛を乞うひと』が有名)や芥川賞作家の平野啓一郎くんが卒業していますが、
在学中から一、二を争う有名人だったのが元NHKアナウンサーの宮本隆治さん。
http://www.east-pro.com/miyamoto/
なんと今回、その宮本さんと司会をご一緒させていただいたんです!!!
宮本さんといえば、大晦日の紅白の司会を6年もやっていた方で、
『のど自慢』や『土曜スタジオパーク』など、NHKの中でも看板番組ばかりをなさった国民的アナウンサー☆
あまりに有名人過ぎて私は大学時代、OB訪問もしり込みをしてしまったくらいです。
ああ、そんな方のお隣で一緒に司会ができるなんて☆
時も折、宮本さんはなんと先週、天皇陛下の即位20周年の記念式典での司会を務められていたのでした!!
私の感じる畏れ多い気持ちもMAXまで高まりましたが・・・・
果たして・・・・・
宮本さんはアナウンサーとしても、人としても、とても素晴らしい方でした。
事前の打合、メール連絡でもそれは垣間見られました。
スタッフへの真摯な態度、それでいて内容への的確な指摘、
打合せであってさえ、場を和ませるとっておきのお話の数々の披露・・。
その様子からはサービス精神旺盛で裏表のない誠実な人柄がしのばれます。
おかげで私はなんだかすっかりリラックスさせていただいて当日に臨めたんです。
そして、横にいてわかる司会技術の巧みさ。
まず、間が完璧。
野球では、バットを振り遅れたり早く振ってしまえば、球に当たらない。
司会では、ちょっと早く出たりちょっと遅くでても素人目にはそんなにわからないかもしれないけれど、バランスは悪く、それが結果として居心地の悪い空気を作ってしまいます。
司会にもヒットやホームランに相当する『ここで話す』っていうタイミングがあるんですね。
もう、それが絶妙。
そして、なんといってもユーモアのある臨機応変さ。
それは会の随所に現れていましたが、一つ挙げると・・・
同窓会も終盤、昔、応援団を務めたみなさんが、卒業生にエールを送ってくれることになりました。
50歳に手が届こうという応援団長とその同期が、学校に代々伝わる『千両拍子』という方法で応援を始めます。会の前にも練習はなさったみたいなのですが、壇上ということもあり、残念ながら10数名の一団は思い思いのところで拍子をとり、
いってしまえば、『ぐだぐだ』に・・・。
「せっかくがんばったのにねぇ・・まぁこれもいいか・・」と誰もが、ほほえましい、ということで自分の心に折り合いをつけようとした瞬間、
「と、ココまでがリハーサルです!皆さん」とさわやかに宮本さんはマイクで割って入ったのです。
字面では伝わらないかもしれません、簡単に感じるかもしれません。でも、あの場面で『ぶった切る』のは、おそろしく勇気のいることなんです。
できるとしたら、全てが終わったあとにコメントでフォローするとか・・。
私は思いつきませんでした。
『それでは本番の準備をしていただいて・・』と宮本さんは応援団にもう一度チャンスをあげ、
それにこたえた元・応援団の皆さんはとってもかっこいい応援を
「リハ」ですでに盛り上がっていた200人の同窓生の前で披露したのでした。
こうして「大団円」で終わった同窓会。
もちろん卒業以来会ってなかった同級生と近況を報告しあったり、お世話になった先生と少しお話ができたり本来の目的もしっかり果たせて、楽しい一日になりました。
ああ、しかし、これまでも先輩としてとても尊敬していたものの、
すっかり私は宮本さんのファンになってしまいました。
月並みだけれど、心の底から感じたのは、うまくなりたいなぁってこと。
アナウンサーの鑑のようなひとを前にして
改めて思ったのでした。
みなさんも『実はあの有名人、学校の先輩なんです』なんていう経験がおありかと思います。
私の母校からも映画監督の平山秀幸さん(『学校の怪談』や『愛を乞うひと』が有名)や芥川賞作家の平野啓一郎くんが卒業していますが、
在学中から一、二を争う有名人だったのが元NHKアナウンサーの宮本隆治さん。
http://www.east-pro.com/miyamoto/
なんと今回、その宮本さんと司会をご一緒させていただいたんです!!!
宮本さんといえば、大晦日の紅白の司会を6年もやっていた方で、
『のど自慢』や『土曜スタジオパーク』など、NHKの中でも看板番組ばかりをなさった国民的アナウンサー☆
あまりに有名人過ぎて私は大学時代、OB訪問もしり込みをしてしまったくらいです。
ああ、そんな方のお隣で一緒に司会ができるなんて☆
時も折、宮本さんはなんと先週、天皇陛下の即位20周年の記念式典での司会を務められていたのでした!!
私の感じる畏れ多い気持ちもMAXまで高まりましたが・・・・
果たして・・・・・
宮本さんはアナウンサーとしても、人としても、とても素晴らしい方でした。
事前の打合、メール連絡でもそれは垣間見られました。
スタッフへの真摯な態度、それでいて内容への的確な指摘、
打合せであってさえ、場を和ませるとっておきのお話の数々の披露・・。
その様子からはサービス精神旺盛で裏表のない誠実な人柄がしのばれます。
おかげで私はなんだかすっかりリラックスさせていただいて当日に臨めたんです。
そして、横にいてわかる司会技術の巧みさ。
まず、間が完璧。
野球では、バットを振り遅れたり早く振ってしまえば、球に当たらない。
司会では、ちょっと早く出たりちょっと遅くでても素人目にはそんなにわからないかもしれないけれど、バランスは悪く、それが結果として居心地の悪い空気を作ってしまいます。
司会にもヒットやホームランに相当する『ここで話す』っていうタイミングがあるんですね。
もう、それが絶妙。
そして、なんといってもユーモアのある臨機応変さ。
それは会の随所に現れていましたが、一つ挙げると・・・
同窓会も終盤、昔、応援団を務めたみなさんが、卒業生にエールを送ってくれることになりました。
50歳に手が届こうという応援団長とその同期が、学校に代々伝わる『千両拍子』という方法で応援を始めます。会の前にも練習はなさったみたいなのですが、壇上ということもあり、残念ながら10数名の一団は思い思いのところで拍子をとり、
いってしまえば、『ぐだぐだ』に・・・。
「せっかくがんばったのにねぇ・・まぁこれもいいか・・」と誰もが、ほほえましい、ということで自分の心に折り合いをつけようとした瞬間、
「と、ココまでがリハーサルです!皆さん」とさわやかに宮本さんはマイクで割って入ったのです。
字面では伝わらないかもしれません、簡単に感じるかもしれません。でも、あの場面で『ぶった切る』のは、おそろしく勇気のいることなんです。
できるとしたら、全てが終わったあとにコメントでフォローするとか・・。
私は思いつきませんでした。
『それでは本番の準備をしていただいて・・』と宮本さんは応援団にもう一度チャンスをあげ、
それにこたえた元・応援団の皆さんはとってもかっこいい応援を
「リハ」ですでに盛り上がっていた200人の同窓生の前で披露したのでした。
こうして「大団円」で終わった同窓会。
もちろん卒業以来会ってなかった同級生と近況を報告しあったり、お世話になった先生と少しお話ができたり本来の目的もしっかり果たせて、楽しい一日になりました。
ああ、しかし、これまでも先輩としてとても尊敬していたものの、
すっかり私は宮本さんのファンになってしまいました。
月並みだけれど、心の底から感じたのは、うまくなりたいなぁってこと。
アナウンサーの鑑のようなひとを前にして
改めて思ったのでした。
応援団の方々に、
もう一度最初から披露するチャンスを
自然な形で作って差し上げたというエピソード、
とても感動しました。
あのまま終わってしまえば、
もしかしたら応援団のみなさんの中には”後悔”が残ってしまうかもしれないわけですし、
どんなフォローの言葉も、本番で決められなかった事実を変えることはできないのですよね。
宮本さんの思いやりとお人柄を感じさせるお話でした。
素敵なお話をありがとうございました。
私は田添さんの司会も大好きです!
でしょ、すごいよね。できないよ~。
他にもたくさん自由行動があって(笑)
なのに全部、ハズレなし。
隣にいて刺激的でした。楽しかったよ~。
どんな司会者でもそれなりに会を形作ることはできると思うけど、会場にいる人が
『いやぁ、楽しかったね』って会にするには
司会者の力量が必要なんだな、と改めて思いました。
司会次第、ってこういうことを言うのね。
そこまですごい人なのに全然偉ぶらない宮本さんは、
『田添さんのおかげで僕は何もせずにすみました、ありがとう』とおっしゃるの(涙)
そんなオトナに私もなりたいです。
インフルエンザが猛威を振るっていますが、お元気そうで何よりです。
同窓会があったんですね。
実は6,7年ぐらい前から、「みどり」の郵送も止まってしまって(海外在住中は実家に転送されていたんですが)、学園の情報も途絶えたままで・・・。お会い出来ずに残念でした。
ところで、宮本さん、在職中に先生方と一緒にお会いしたことがありますが、素敵な方ですよね?
菜穂子さんとのツーショットも素敵です♪
司会お疲れ様でした。
寒中、御身お大切に☆
お久し振りです。コメントありがとうございます☆
そうか「みどり」来てないんですね。私のでよければお送りしたいくらい・・。
明治の同窓会の事務局HPは検索したらすぐ出てくるので、そちらにメールしてまたご縁を復活なさったらどうでしょう?
関東支部の同窓会は二年に一回なので
次回お会いできるとすごくうれしいです!!
今回は先生は、私が知ってる方だと柴山先生と大貝先生がいらしてました。
来年は100周年なんですって、北九州の同窓会総会は気合が入っているようでしたよ。
お仕事に育児に頑張ってるんだね、すごい!
先日会ったときに聞いていたオケとのコラボも、大成功だったようで!すばらしい!!
私も、卒乳したら、旦那に預けて是非、鑑賞したいわ。
それに、宮本さんのお話も、すごく素敵。。。
人間の器の大きさ、お心の深さがにじみでる、素敵なエピソードね。
家庭にいると、そういう人とのふれあいはなかなかないので、お話聞くだけでも、すごく励みというか、私の実体験ではないけれど、お話を通じて、いい経験をさせてもらって、自分も成長したいわ、と
プラス思考になります。
時々、覗かせてもらいま~す♪
年末に向け、あわただしくなる頃、お体に気をつけて公私とも頑張ってね!!!
今度またあそびましょ。
みつけてくれて、コメントまで!!ありがとう☆
宮本さんは、とてもよい方だったよ~。
久留米も有名人は多いけれど、北九州の有名人にお会いできて私はうれしかったよ☆
オケもまた何かあれば、お知らせしま~す☆
ぜひ聞きに来て~♪
また会えるの楽しみにしてるよ~。