言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

自粛生活でのアニメ

2022-07-31 15:50:00 | 映画
息子が濃厚接触者となり

家族みんなで自粛生活

アニメや漫画の実写版の映画を観ています。

子どもが見るようなアニメは前向きな内容が多く

自粛生活には向いていると思います。

【名探偵コナン 緋色の弾丸】



【東京リベンジャーズ】





コロナのある生活

2022-07-30 19:40:00 | 日記
息子の保育園から陽性者

息子のクラスから陽性者

息子が濃厚接触者

おかげで家族の団結力が高まり

職場の優しさを再認識

友人の存在に感謝

来週はクラス閉鎖になるので妻と半休交代で乗り切ります。

油断などではなくコロナがある生活に少し慣れてきたように感じます。

感染しない、させないようにする必要はありますが

やるべきことをやる。

何事もこれに尽きます。

エピソード記憶

2022-07-29 06:09:00 | 伝えたいこと
昨日は今年に開催された第23回日本言語聴覚士学会の特別講演を視聴しました。

内容はエピソード記憶についてです。

エピソード記憶とは長期記憶(古い記憶)のうち、個人的経験に基づくもの。

個人が体験した出来事の記憶です。

最も印象的だった学びは

「記憶が手を加えられないまま“貯蔵”されることはない。再利用され形骸化した形に書き換えられた記憶が忘却されずに生き残る」

つまり、自分に都合の良い記憶が残り易い理由は

都合良く解釈して上書きしてエピソードを使うことで記憶の内容が変化していっているということです。

自己啓発などで過去は変えることができるとよく聞きますが、

脳科学的にも実際記憶は書き換えられていることが証明されました。

このようなことを書くとつめたいように思われるかもしれませんが、

辛い過去の記憶ばかりが残っていると思っている人は

自分で更に辛い記憶に書き換えていっている可能性があります。

そして無意識のうちに辛い過去を使うことでメリットを得ていることが考えられます。
(PDSDや解離性健忘は別です。)
※解離性健忘とは強いストレスがかかった記憶の全てや一部を忘れてしまうこと

私の好きな考え方に“事実”と“真実”は別という思考があります。

例えば足を骨折したという“事実”があって、

日常生活に支障をきたしたり、イベントに参加できないと、“事実”をそのまま“真実”と捉えることもできます。

しかし、足を鍛え直す機会、助けてもらい他人への感謝の気持ちを再認識できる機会などポジティブな“真実”に変換することもできます。

直ぐには無理でもエピソード記憶を再利用する際にはポジティブな“真実”へ変換して使うようにすれば脳が前向きな記憶として残してくれるようです。

少しでも過去が辛い方の役にたてば幸いです。



夏休みの宿題が終わる理由

2022-07-28 06:26:00 | 日記
子どもたちが夏休みとなり、我が家の娘たちも夏休みを謳歌しています。

部活、お絵描き、テレビ、漫画、ピアノ、手伝いと充実しているようです。

上記に宿題がありません。

まだ時間がたくさんあるため、エンジンがかかってないようです。

毎年心配となり親の小言は出動しますが、

毎年なんやかんやでそれなりに終わります。

夏休みの宿題が終わる理由を考えると

それは締め切りが決まっているからです。

夏休み開始当初は時間がまだまだあると思い、できません。

しかし、提出日が決まっていて、先生が確認をしてくださるから最期はエンジン全開で終えることができます。

これは心理学で「締め切り効果」と呼ばれていています。

締め切りの効果は時間に区切りや制限をつけた方が集中力があがります。

したがって、仕事や掃除でもダラダラやっても生産性は上がりません。

時間に余裕がありいつかやろうでは中々始める事ができません。

子どもたちが締め切りを学校が作ってくれ頑張れるように

自ら締め切りを作り取り組むと集中できます。

正に私も毎日朝にブログを更新すると締め切りを決めているので

朝起きて書く内容が決まっていなくても

焦りながらも集中して毎日書くことができています😊

今日も暑いですがこまめな水分補給とこまめに締め切りを作り効率的に頑張りましょう!

話し方

2022-07-27 06:20:00 | 日記
昨日は失語症向け支援者派遣事業の実施に向けて県の職員とリモートで打ち合わせがありました。

県の職員の方は熱心で私達言語聴覚士会の事をリスペクトしてくださっている事が伝わってきました。

私は上手く話すことが苦手です。

言語聴覚士なのに苦手なの?
言語聴覚士は話すことのプロでは?

と思われる事がしばしばあります。

しかし、医師が全員健康と限らないことと同様に言語聴覚士でも話をうまくできない人もいます。

昨日の県の職員の方は非常に丁寧な話し方をされていました。

またこちらが言う事を否定する事なく、
復唱して肯定してからご自身の意見を述べられていました。

聡明な方で話す内容も的を得ていました。

しかし、丁寧で尊敬の念を込めて話してくださるが故に大変理解するのに労力がいる話し方をされていました。

伝えたい核となる内容の周りには多量の丁寧な言葉が付いています。
また、その内容に行くまでにこちらを肯定する内容が挟まるので時間がかかります。

意見交換の席では可能な限り余分な言葉を減らしてシンプルに伝え合う方が議論は深まり易いと感じました。

言葉遣いよりも何を伝えたいかにもう少し焦点を当てた方が分かりやすく効率的です。

相手を敬い、協調性を大切にするのは

日本人の良い慣習ではありますが

その事は大前提で議論の場には持ち出さずに
話し合いでは言いたい事を直球で伝える。

初めと終わりに感謝の気持ちを伝える程度で十分だと思いました。

見た目や言葉遣いよりも内容や中身で判断される世の中になって欲しいです。

打ち合わせや話し合いが多い仕事の方は本当に大変だと思い、そういう仕事をされている方を尊敬します😊