言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

親孝行とは。

2023-11-14 22:15:00 | 日記
昨日、父親から電話がありました。

明るい声で「膀胱に腫瘍ができた。次の検査ではっきりする。多分大丈夫だけど一応知らせておく。」

その後直ぐに母親に電話して詳細を聞きました。

(今は個人で携帯を持っているからこういう時は便利)

母親は「癌だと思うと医者に言われた。検査は〜をやった。」

私は医療従事者の端くれなので、行った検査で凡その事は理解できました。

膀胱癌で浸潤性か非浸潤性か調べる所までいってそうです。

現時点で『死』と直結ではありませんが、昨日は眠れませんでした。

私は両親と離れて暮らす選択をしています。

“選択”という言い方をしたのは就職の時に実家の近くに就職することも可能でした。

もっと言えば今でも実家近くで仕事を見つけて引っ越すことも可能です。

それなのに離れています。

親との関係は悪くはありません。

しかし、やはり親孝行を十分にしたかと言えばできていない想いがあります。

親孝行って何なのか考えてみました。

私も3人の子どもの親なのでまずは親の立場で考えました。

結論は早く出ました。

元気で自立していてくれる事が1番です。

そして時々会えれば最高です。

次は子どもの立場で考えます。

これは難しいです。

介護が必要になれば力になりたい(県外に住んでいるのに口だけか?)

旅行にも行きたい(再来年、父の喜寿と両親の金婚式のお祝いで兄と計画予定)

一緒に酒を飲みたい

これでは駄目です。「〜たい。」となっています。

私の願望ではなく、父にどうして欲しいか聞くのが1番先決かもしれません。

次のお正月に実家に帰った際に父が何を望むか聞いてみます。

そして、私や私の家族にできる事をしたいです。

また、私が子どもたちに望むように、“元気で自立している”状態を続けたいです。

そして可能な限り会いに行きます。


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