言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

思い入れのあるモノを周りに置く幸せ

2024-03-13 22:57:00 | 日記
私は訪問してリハビリを提供する仕事をしています。

高齢者の家を訪問すると、子どもさんやお孫さんの絵など作品が飾ってあることがあります。

それを見て私は特段何も思いません。

子どもや孫がいるという情報を得ます。

私にも子どもが3人います。

子どもたちの作品を飾っています。

飾る理由は子どもたちが一生懸命作った作品を捨てることを躊躇うことと、我が子の作品は素敵に感じるからです。

この前はニトリで額を買って子どもたちの絵を飾りました。

孫にも衣装でより素敵に感じます。



なぜ、他人の子どもの作品は何も感じない(かわいいとは思います)のに我が子の作品は素敵に感じるのでしょうか。

それは単純明解で“思い入れ”があるからでしょう。

我が子より上手い子は沢山いますが、たとえその子の作品をもらっても飾ろうとは思いません(プロほど上手い場合は別ですが)

我が子の作品には子どもの頑張りが透けて見え、描いた当時の思い出も付随します。

そして、幼少期は瞬く間に過ぎ去るので、そのひと時を作品と一緒に保存します。

だから、その分が上積みされて素敵に感じます。

インテリアや洋服で新しくてかっこいい物を自分の身の周りに置くのもいいですが、

もしかしたら、良い思い出がたっぷり詰まっている古い物を周りに置いた方が幸福度は高いかもしれませんね☺️