この本は現代の悩みをほとんど解決してくれる本です。
“悩み”はほとんど妄想です。
友人に酷い事を言われたとします。
言われた瞬間は傷つき“悩み”かもしれません。
しかし、家に帰り、傷ついた場面を思い出し落ち込むのは妄想に対して落ち込んでいる事になります。
現実は嫌な事は何も起こっていないからです。
小さな子は泣きじゃくっていても、飴を舐めると機嫌が良くなります。
あれは嫌だった事に反応せずに、今の感覚に注目しているからです。
不安
過去
自信
判断
全て妄想です。
妄想と現実を分けて考えると不必要な反応をしなくてよくなります。
その方法が感覚に意識を向ける事です。
目をつぶって下さい。
様々な考えが頭をよぎります。
今、頭に過ぎった考えは全て妄想です。
目を開けて下さい。
眩しく感じるかもしれません。
今、目から見えている景色が現実です。
自信や判断も妄想です。
自信がないのも自信があるのも現実ではありません。
そんなことに注目しないで、今やるべき事をやるだけです。
判断も同じです。
私には無理だ。
必ずできる!
あの時は仕方なかった。
全て判断であり妄想です。
判断は人を苦しめます。
判断するのではなく、受け止めて、受け流す事が大切です。
自分を否定する判断をしてしまった時は
身体の感覚に注目して、判断してしまった事に気付き、“私は私を肯定します”と声に出して、否定的な判断による発生した怒りを取り除きます。
対人に反応する際も、他人がどう思うかは他人の問題であり、その悩みは妄想です。
他人との比較も妄想です。
比較しても何も生まれません。
勝っても満足などありません。
勝つとはどの状態を言うのでしょうか?
承認欲求を満たすための妄想です。
自分に焦点を当て、自分の人生、生き方に
納得する事をゴールとして日々の生活を送れば、外の世界に振り回される事はなくなります。
この本の最後の言葉です。
『人の心は、外の現実に支配されない“幸せの聖域”です。あとは、その心にどんな“思い”を置くかだけーここから育てていきましょう。「最高の納得」にたどり着くために。生きてまいりましょう。』
私の拙い文章ではうまく伝わりませんが、
本当に読んで良かった本です。
読んでみてください😊