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言語聴覚士の独り言

言語聴覚士の日記

世界は、愛でできている

2022-10-12 23:05:00 | 
先日、車内のラジオを何気なく聴いていると、

明るい話をする女性の声が聞こえてきました。

弾けるように明るいその声は楽しそうであり、話す内容もポジティブなものばかりでした。

素敵な人だなと思い聴いていると、その方は

たかのてるこ さん エッセイストでした。

思わず新刊を注文しました。

「愛=感謝=幸せ」

人生はこのくらいシンプルで、人の幸福度は、どれだけ多くの愛(=感謝)に気づくことができるか、に尽きる

高野照子さん自身も幼少期の暴力により、人を恨み、自分を嫌っておられたそうです。

世界中を旅する中で、親切な人にたくさん出会い、人を信頼しないと生きていけない

今生きているのは、人や太陽、先祖、自分自身の細胞、全てのおかげだと気付いたと書いてありました。

自分が幸せと感じる時間をケチらずに

自分を褒める習慣(寝て起きて食べて排泄するだけで細胞を褒めてあげる)をつける。

人をゆるす、ゆるし続けることが、自分をゆすし幸せになる近道だと言われています。

私は成長や成功、他人から認められたいと思う気持ちが強い方だと感じます。

それが幸せに繋がらないことをもう気付いているのに。

今の幸せに感謝をしながら生きていけることがどれだけ尊いものであるのか知っているはずなのに。

成長は自分の好きなことを続けていくこと、

成功=幸せでないこと(成功ってそもそも?)

他人に認めてもらうではなく、自分が納得できるかどうかが大切。

最期を迎える時に、どれだけありのままの自分で命をまっとうしたかだけだということ。

投資家が「お金」よりも大切にしていること

2022-09-10 10:06:00 | 
この本は学びがびっしり詰まっていました。

学びが多すぎてまとまりきらないので、

各章から一つに絞って書いてみます。

第1章
“日本人は、お金が大好きで、ハゲタカで、不真面目」

→日本人はお金儲け=悪と考えている。しかも、先進国では家計の2〜3%は寄付をするのに日本は0.08%。真面目とは真剣に向き合い本気で考えることと定義すると日本人はお金に対して不真面目である。

第2章
“日本をダメにする「清貧の思想」

→新しいビジネスを始めお金を稼ぐと新しいサービスの提供、雇用の促進などプラスしか生まれいないのに日本人は良しとしない。その文化の現れが、アメリカのヒーロー(バッドマン、スーパーマン)は民間人だが、日本のヒーロー(ウルトラマン、遠山の金さん)は公務員となっている。

第3章
“人は、ただ生きているだけで価値がある”

→1円も稼げない赤ちゃんも経済主体。赤ちゃんで成り立っている会社もたくさんある。
安くて素晴らしいサービスを過剰に求めるブラック消費者がブラック企業を生み出している。どんなに安くても安全性の低いものが売れない状況になればブラック消費者の要望に応えるブラック企業はなくなる。今は負のスパイラルに陥っている。
経済は互恵関係。
1人1人が自分にとってステキなもの(ステキなものを提供してくれるお店、会社)に使うように自覚して消費をしよう。

第4章
“世の中に「虚業」なんてひとつもない

→本来あるべき金融教育とは、働く事に価値があり、その価値がある労働の延長に企業の利益があり、その利益の将来期待が会社の価値を形成していると理解すること。
人の成功とは長期的な人間関係を築いて、人に奉仕することであり、日本は真剣にそのことを考えていない不真面目な会社が多い。

第5章
“あなたは、自分の人生をかけて社会に投資している、ひとりの「投資家」だ

→投資とは、いまこの瞬間にエネルギーを投入して、未来からのお返しをいただくこと。
エネルギー=情熱×行動×時間×回数×知恵×体力×お金×運
未来からのお返し=プロダクト(モノやサービス)×感謝×成長×経験×お金

失われた20年ではなく「失った20年」と主体的に語るべき。
失われた20年の中身はTOPIXは2%の上昇、TOPIX CORE30は24%も下がっている。
しかし、東証二部の会社は同じ10年間で67%のプラス。TOPIXが2%しか上昇していない理由は日本の大企業がダメだったから。東証一部に上場している会社の7割はこの10年で利益は約2倍、株価は約2.1倍になっている。
失われてなんていない。

『何も知らず、知ろうともせず、ただ印象だけで平面的に物事を語るほど不真面目な態度はない』


お金のことだけでなく、消費や経済、行動や情報との関わり方など本当に学びが多い本でした。

私も真面目に生きていきたいです。

興味が湧いた方は一読の価値ありです😊


みずとはなんじゃ?

2022-08-09 21:53:00 | 
今日は小学4年生の娘の読書感想文を手伝いました。

手伝ったと言っても少し構成を助言した程度ですが。

娘が選んだ本は

かこさとし の『みずとはなんじゃ?』

という絵本です。

読書感想文に絵本は良いのか悪いのか分かりませんが

子どもに分かりやすいよう水の役割や大切さが書かれています。

絵本と侮るなかれ、私が読んでも水のありがたみを再認識できます。

水は水蒸気となり地球を覆っています。

この水蒸気がなければ、昼間は125度まで気温が上がり、夜間は零下170度まで下がり、

人間はもちろん、かなりの生物が生存できません。

水は血であり、リンパ液であり、身体の隅々に栄養を運び、免疫も担います。そして、尿でもあり老廃物を体外に排出します。

一つ一つは知っている知識ですが、改めて意識をすると、本当に水の恩恵を受けており、
水が無ければ生きていけない事がよく分かります。

その内容を“かこさとし”さんの素敵な絵で現しているので、絵のあたたかみと水の優しさがリンクしてすっと頭に、心に入ってきます。

娘は雨がどうして降るのかを絵本で学びました。

雨は水蒸気となった水の粒がぶつかり大きくなって降ります。

我が家が住んでいる地域は雨があまり降らない所でよく水不足が問題になります。

娘は海はあり、水蒸気はたくさんあるはずなのに何故雨が降らないのか疑問に思いました。

それはこの絵本には書いていないので一緒にインターネットで調べました。

理由は近隣の県の山脈に水蒸気がぶつかり雨が沢山降り、県内に高い山脈がない事が原因でした。

本を読んで疑問に思ったことを調べて学ぶ。

読書感想文は子どもの頃は面倒な課題でしたが

知識を詰め込む学習よりは学びは大きいと思いました。

自分のアタマで考えよう

2022-07-17 06:45:00 | 
フォローしている方がブログで紹介されていた本です。

読んでみました。

自分のアタマで考える方法が分かりやすく書いてあり学びになりました。

私が特に参考になったポイントを3つ紹介します。

①知識と思考を分離する
→知識は過去の事実の積み重ねであり、思考とは未来に通用する論理の到達点。

②考えるとはインプットをアウトプットに変換すること
→情報収集や話し合いは考えることとは異なる。思考とはインプットである情報をアウトプットである結論に変換するプロセスである。

③知識と思考の理想的なカンケイ
・知識は思考の棚の中に整理する
・空いている棚に入れるべき知識を常に意識する
・その知識が手に入れば言えるようになる事を事前に考えておく

私は動画を見たり本を読んだり知識をインプットすることは行っていますが

そこから考えることが少なかったです。

この本は人気ブロガーが書いていて、自分のアタマで考えた内容は読者を惹きつけるのだと思います。

私も知識の切り貼りでなく自分の思考フィルターを通した文章を書くよう心がけます😊

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

2022-04-10 05:29:00 | 
この本は説得力があり、読みやすく一気に読むことができました。

考え方の本でこれができれば、どれほど楽だろうかと思える内容が書かれてありました。

私が特に参考になったポイントを紹介します。

①幸福感を目的にするな
→楽しい、嬉しい、幸せなどの気分は風向きが変われば瞬時にふき飛びます。吹き飛ぶものを目指しても、手に入れたと思ったら消えてなくなる。一生その繰り返しです。
目指すべきは、嬉しい、楽しい、幸せと言う気分ではありません。目指すべきはゴールです。ゴールに近づく副産物としてプラスの感情を感じ、それをさらなる前進のモチベーションとしているのです。

②「自分」は書き換え可能な「情報状態」
→ホメオスタシスのフィードバックが後ろ向きか、前向きかで、あなたの思考と行動が大きく変わってくるのです。
一人ひとりの脳と心が認識しているもの、それが一人一人にとっての世界です。
自分の未来は最高であると確信して生きている人は、過去の自分も今の自分も、最高の自分になります。

③エフィカシーの高い人の頭にゴミはない
→自分の能力に対する自己評価のことを「エフィカシー」と言います。
人間は自分にとって重要な情報しか認識していません。黄色い車を探している人は走っている車の中で黄色の車しか目につきません。その他の色の車は盲点となります。この盲点のことを「スコトーマ」と呼びます。
エフィカシーの高い人にはできない理由がスコトーマとなり、頭の中にゴミが生まれる余地がありません。高いエフィカシーを持つ人には、頭のゴミも、不可能もなくなります。

④「やりたいこと」を見つける近道
→やりたいことがわからないと言う人がいます。なぜやりたいこと、自分が本気になれることが見つからないのか。その理由をズバリ言うと、「自分中心に考えているから」です。「自分は何をやりたいんだろう?」「自分は何を本気で好きなんだろう?」いわゆる自分探しの人たちの世界には自分しかいません。
「自分が何をすれば他人が喜ぶだろう?」と言う視点で考えるとそれがやりたいことを見つける近道なのです。

「自分中心」と言うゴミが人々の頭を曇らせています。「自分中心」であることを捨てることにより、やりたいことが見えてきたり、これまでに味わったことのない抽象度の高い幸せ(人間の幸せ)を感じることができるのです。


私も「楽しい」や「幸せ」を感じることはありますが、ゴール設定が分からない状態でした。

この本には沢山ゴール設定の必要性、設定方法が書いてありました。

頭の中をシンプルにして、他人の幸せを自分の幸せと感じられるゴール設定を時間をかけて探していきたいです😊