カウンセリング「エデン」のふんわりエッセイ

心理カウンセラーの目で世の中を鋭くとらえながら、ものごとの真実を探ります。

Duesseldorf便り(5)住宅事情

2008年04月05日 | ドイツ
ここデュッセルドルフでは、1戸建てよりもヴォーヌングと呼ばれる集合住宅が多いです。我が家は、デュッセルドルフの中央駅からUバーンで10分ほどのライン川の右岸にあります。比較的、交通の便の良いところに位置しています。かって、ワールドカップが行われたこともあるというラインスタジアムと国際的な見本市が開かれるメッセ会場がすぐちかくにあります。
 私のヴォーヌングには、11階建ての大きな建物に合計44世帯が住んでいました。住人の国籍もまちまちで2階のオリベイラ氏はブラジル人(奥様はドイツ人)、同じく2階のミューラー氏はイギリス人、11階のグリュックナー夫妻は、自動車教習所を経営するドイツ人とフランス人のご夫婦でした。日本人の世帯も私を含めて2世帯あったのですが、自分自身がここでは全くの外国人だったので、周りはすべて多国籍と考えて、あまり気にすることもありませんでした。
 ハウスマイスターのブラウンさん夫妻は、とても愛想が良くいつも気軽に「グーテンモルゲン」と声をかけてくれました。最初は、ぱっとあいさつが出てこなかった私も、しだいに状況に応じて「グーテンモルゲン」「グーテンターク」「グーテンアーベント」と出てくるようになりました。今は、朝だからなんて考えないで、言葉を使えるようになることこそが、現地で言葉を習得する感覚だと思います。
春になるとあちこちの窓には、鉢植えのプランターに植えられたきれいな花が街を彩ります。ドイツでは、こうしたことがマナーとして定着しているようです。また、基本的に花を愛でる気持ちがかなり強いのだとも思います。その証拠に、花屋さんが街の中にたくさんあり、よくお客さんが花を買い求めているのを目にします。
 また、どの部屋も窓はいつも磨いてきれいにしています。私の友人宅は1階にあり、「窓が汚れているからそうじをしろ。」と管理人さんから注意を受けたことがあるという話を聞きました。日本では、きっとそんなこと個人の勝手だと思うでしょう。でも、ここではそういった個人の自由が通らないのです。
 シャワーは、夜の10時以降は基本的には禁止。特に日本人は浴槽にお湯をためて入る習慣があるために、苦情を受けることが多いです。集合住宅では、水音は周りにかなり響くのでしょう。こちらでは、お風呂はシャワーを浴びる程度で、日本式の湯船に全身つかり、お湯を洗面器ですくい取って体に浴びせかけるということはできません。湯船は贅沢であり、節水の精神に反すると考える人が多いのです。

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