カウンセリング「エデン」のふんわりエッセイ

心理カウンセラーの目で世の中を鋭くとらえながら、ものごとの真実を探ります。

外からの目を気にする日本人

2015年10月20日 | ドイツ

 最近のテレビでは、外国人が日本のことをどう思っているかという趣旨の番組が非常に多い。外部からの評価をこれほどまでに報道する国もまた珍しい。

 例えば

・日本に観光に来ている外国人に日本の良さを尋ねるインタビュー番組

・日本に在住している外国人に、いかに日本的な暮らしをしているかにスポットを当てる番組

 これらは、視聴者に「日本すごい」「日本もまだまだ捨てたもんじゃない」等の心地よさと自信を与えるという意味で番組編成されているように思う。

 

 でも、・・・・。どの局もこぞって放送するので、いささか疑心暗鬼になる。本当に日本ってすごいんだろうか。

 すべての外国人が日本のことを暮らしやすいいい国だと考えているのだろうか。

 もし金余りのバブル時代の栄光をもう一度・・・的な発想であるなら、ちょっと待ってと言いたい。

 

 本当のすごさとは何か。本当の豊かさとは何か。

 外からの情報に振り回されるのではなく、自らの幸せについてよく考える必要がある。 

 

 カンボジアのバラックに住む子どもたちの笑顔が何を意味するのかを。

 


やったー!!Fortuna Duesseldorfが1部に復帰

2013年01月18日 | ドイツ

F95 / フォルトナ・デュッセルドルフ

 [創設]1895年5月5日

[クラブ誕生とクラブ名の由来]

 フォルトナの前身クラブである体操クラブTurnverein Flingern1895は、身体鍛錬と運動を目的として1895年に誕生しました。サッカークラブとしてはまず、1908年にボールを扱うことを目的としてDüsseldorfer Fußballklub Sportvereinが、さらに1911年には別のサッカークラブFußballklub Alemania 1911(翌年、Fußballklub Fortuna 1911に改名)が創設されました。

  更に1913年、この2つのサッカークラブが統合され、Düsseldorfer Fußballklub Fortuna 1911となりました。1919年11月15日、この体操クラブとサッカークラブが統合されることになり、現在のDüsseldorfer Turn- und Sportverein Fortuna 1895が誕生することになりました。

  なお、クラブ名の“フォルトナFortuna”とは、幸運の女神Fortuneが名前の由来ではなく、あるパン工場の馬車の名前から取ったと言われています。

 

[クラブヒストリー]

 1963年のブンデスリーガ創設以前は、1933年のドイツ選手権優勝を筆頭に、決勝進出を4回果たすなど、ドイツアマチュアサッカー界でも重要な存在を確立、また1950年代にはドイツ代表として活躍した選手らが所属していました。

  ドイツ初のプロサッカーリーグ・ブンデスリーガが創設された1963年は、フォルトナはまだアマチュアリーグに所属するクラブでした。フォルトナがブンデスリーガに初昇格を果たしたのは1966年で、その後何度か昇降格を繰り返しながら、1970年代後半から1980年代初頭に黄金期を迎えます。1977年にフォルトナアマチュアチームがドイツアマチュア選手権に優勝すると、1978年にはドイツカップ準優勝、そして1979年・1980年にはドイツカップ連覇を果たしました。 さらに1979年にはヨーロッパの各国カップ優勝クラブのチャンピオンシップであるUEFAカップウィナーズカップで決勝に進出しました。決勝ではスペインのバルセロナに3-4で惜敗するも、ヨーロッパ中に“フォルトナ・デュッセルドルフ”の名を轟かせる機会となりました。

  1980年代後半から1990年代にかけて、再びブンデスリーガ1部と2部を行き来する時期が続き、1998/99シーズンについにアマチュアリーグ(3部相当)へ降格しました。2001/02シーズンにはさらに4部リーグへ降格をするなど(2年で3部へ復帰)、フォルトナにとっては厳しい時期を過ごしましたが、2008/09シーズン、10年振りとなる2部昇格を果たすと、2009/10シーズンには昇格1年目ながら4位と大躍進、平均観客動員数も28.000人を数えました。

  そして2011/12シーズンはブンデスリーガ2部を3位で終え、1部16位クラブHertha Berlinとのホーム&アウェーの入れ替え戦に勝利し、15年ぶりの1部復帰を果たしています。

 

 このフォルトナに、今シーズンから期限付きではありますが、エスパルスの大前元紀が期待の戦力として加入しました。ドイツ国民は元ドルトムントの香川のイメージでみているので、プレッシャーがあるとは思いますが、大いに活躍してもらいたいものです。


あのナイチンゲールもDuesseldorfに住んでいた

2013年01月17日 | ドイツ

日本の面積は世界62位で377,930km2  ドイツは世界63位で357,114km2

ほぼ同じですが、日本がやや上回ると言ったところでしょうか。しかし、国土の中の森林率で比較すると

森林:平野

日本=7:3  ドイツ=3:7 になります。ですから、住宅地だけで比較したら、ドイツは日本よりも2倍以上も広いといえます。

また、日本の平野は沿岸部のみに集中し、山岳部より縦横無尽に流れてくる河川が平野に広がり、実際はかなり狭いのです。

一方、広々とした印象のドイツでは、3割の森林は、丘陵のような感じで、なだらかな山の中に森があるといった印象を持ちます。平野部は広く、遠くまで続いているという印象を強く持ちます。

そこに1億人以上の人口の日本と8000万人のドイツですから、なおのこと狭く感じます。下の写真は、広々としたデュッセルドルフ市内のカイザースベルトという地域です。(看護士フロレンス・ナイチンゲールがその昔ここに住み、献身的な医療活動の基礎を築きました。)

★ナイチンゲールの経歴についてはこちら

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%AB

歴史的な町で現在は高級住宅街であるKaiserswerthを広いFeldを通して望む。


再びドイツを訪問

2013年01月15日 | ドイツ

8年前、ライフプラン休暇を利用して、ドイツに行ってきました。私にとっては、第2のふるさとのようなもので、親友の家に滞在しての1週間でした。

このときの目的は、親友Achimの父親が亡くなり、その葬儀に行ってきたのです。ドイツでは、葬儀をごく身内でやるため、日本のように香典を出す習慣もなく、ある意味、気が楽だなと思うこともあります。

ドイツのお墓も共同墓地のようになっていて、私が日本の線香に火をつけて手を合わせて頭を下げると、一緒に墓参りしていた2人も合わせてお辞儀をしていました。(手を合わせて頭を下げる習慣はない。)

この時のことを、いつか記録に残そうと思っていたのですが、続きをまた、ブログで連載しようと思います。

 


ドイツの公共広告

2013年01月14日 | ドイツ

Das Leben ist zu kurz für den falschen Job

人生は良くない仕事のために短くなる。

直に訳すとこうなる。みなさん、もっといい仕事を選びましょう。というのが、この広告の狙いでしょう。なぜなら、これは、職安の広告だからです。

http://www.jobsintown.de/

たばこの自動販売機の中で一生懸命たばこの葉を巻いている男性がいます。つまり、そういう下働きの労働者の存在をアピールしているのです。

もう一つの、コインランドリーの中で汗まみれで洗っている女性も同様の意味でしょう。

労働者の権利が強いドイツならではの広告といえましょう。


Duesseldorf便り(6)時間

2008年04月05日 | ドイツ
ドイツの商店は、法律で平日は6時半で終業、木曜日はランゲ(俗称)といって8時半まで、土曜日は2時まで、日曜日は休業というように、決められていました。私たちは、平日は勤務がありますので、買い物の時間を確保するのに非常に苦労しました。木曜日の夕方か、土曜日の午前中くらいしかありません。(買いたいときに、ものが買える日本はナント便利なことか。)
 しかし、何十年と続いたこの法律も1996年の11月から平日は8時まで、土曜日は4時までに変更されました。これによって、買い物の時間にはかなりゆとりが生まれました。こちらに来たばかりの時は、大変不自由に感じたものですが、これはドイツの国のあり方によるものですから仕方がありません。しかし、このたびの変更は私たちにとってとてもありがたいことは事実でした。
日曜日は基本的には(宗教的な)休息日になっているので、掃除機や洗濯機は使用しません。平日でも、午後の1時から3時までは、休憩時間になっているため大きな音をたてないことも守らなければなりません。以前、文房具屋さんに行ったときのこと。1時少しを回っていました。この店では、すでにカーテンを閉め、休憩時間に入ろうとしていました。片言のドイツ語で、何としても買いたいと言うと、君は外国人だから特別だと言って売ってもらうことができました。ドイツ人であったら売らないよというわけです。このように、商店も休憩時間を厳密に守っています。 
よく、「ドイツにはサービス精神がたりない」といわれるのは、売り手が主体の商業スタイルが定着していることに要因があります。マイスター制度とう独特の職人養成制度があり、パン職人や靴職人など、社会的にステータスが認められています。ですが、時代の流れでしょうか、最近では、少しずつ買い手の立場に立って、商売をする向きが出始めています。


自宅のTVで、大学の講義を受講できる放送大学。入学のチャンスは年2回。


Duesseldorf便り(5)住宅事情

2008年04月05日 | ドイツ
ここデュッセルドルフでは、1戸建てよりもヴォーヌングと呼ばれる集合住宅が多いです。我が家は、デュッセルドルフの中央駅からUバーンで10分ほどのライン川の右岸にあります。比較的、交通の便の良いところに位置しています。かって、ワールドカップが行われたこともあるというラインスタジアムと国際的な見本市が開かれるメッセ会場がすぐちかくにあります。
 私のヴォーヌングには、11階建ての大きな建物に合計44世帯が住んでいました。住人の国籍もまちまちで2階のオリベイラ氏はブラジル人(奥様はドイツ人)、同じく2階のミューラー氏はイギリス人、11階のグリュックナー夫妻は、自動車教習所を経営するドイツ人とフランス人のご夫婦でした。日本人の世帯も私を含めて2世帯あったのですが、自分自身がここでは全くの外国人だったので、周りはすべて多国籍と考えて、あまり気にすることもありませんでした。
 ハウスマイスターのブラウンさん夫妻は、とても愛想が良くいつも気軽に「グーテンモルゲン」と声をかけてくれました。最初は、ぱっとあいさつが出てこなかった私も、しだいに状況に応じて「グーテンモルゲン」「グーテンターク」「グーテンアーベント」と出てくるようになりました。今は、朝だからなんて考えないで、言葉を使えるようになることこそが、現地で言葉を習得する感覚だと思います。
春になるとあちこちの窓には、鉢植えのプランターに植えられたきれいな花が街を彩ります。ドイツでは、こうしたことがマナーとして定着しているようです。また、基本的に花を愛でる気持ちがかなり強いのだとも思います。その証拠に、花屋さんが街の中にたくさんあり、よくお客さんが花を買い求めているのを目にします。
 また、どの部屋も窓はいつも磨いてきれいにしています。私の友人宅は1階にあり、「窓が汚れているからそうじをしろ。」と管理人さんから注意を受けたことがあるという話を聞きました。日本では、きっとそんなこと個人の勝手だと思うでしょう。でも、ここではそういった個人の自由が通らないのです。
 シャワーは、夜の10時以降は基本的には禁止。特に日本人は浴槽にお湯をためて入る習慣があるために、苦情を受けることが多いです。集合住宅では、水音は周りにかなり響くのでしょう。こちらでは、お風呂はシャワーを浴びる程度で、日本式の湯船に全身つかり、お湯を洗面器ですくい取って体に浴びせかけるということはできません。湯船は贅沢であり、節水の精神に反すると考える人が多いのです。

◆専門店の品揃え、ビックカメラのECサイト!
ネットでも“最大20%”ポイントサービス!
お手持ちのビックカメラポイントカードも利用が可能
(別途手続きが必要となります)

乗り換えを検討中の方へ、無料査定でワンランク上のクルマ選びをしませんか?
欲しかった『ナビ』や『ホイール』も買えるかも!?
今すぐココをクリック!

Duesseldorf便り(4)駐車場で

2008年03月31日 | ドイツ
ドイツのパークプラッツ(駐車場)の話です。どこの駐車場でも、必ずと言っていいほど入り口付近は障害者のためのスペースになっています。日本では意外と平気で止める人がいますが、ドイツでは厳格に守られていてどんなに満車状態でも、ここに止める人はいません。徹底的に守られていることに大きな驚きを感じました。日本でも、最近は車いすのマークをかいた駐車スペースが必ず設けられるようになってきましたが、時に健常者がそこに止めるのを目にします。それと、同様にフラウエンプラッツ(女性用駐車場)もあり、デパートの地下駐車場では、女性が危険な目に遭わないようになるべく人目の付く地下1階に駐車できるようになっています。基本的に弱者を守る姿勢が、いろんなことからわかります。
 こうしてみると、福祉に対する前向きな考え方は、国家政策の元、かなり国民にも浸透していると言えます。しばらくしてからわかったことですが、障害者の駐車場に一般の人が駐車したり、女性駐車場に男性が駐車したりすると、かなりの制裁金が取られるようです。決まりを守らせるためには、厳しい罰則をもいとわないお国柄です。

 もう一つ、大変、良いシステムの紹介です。P+R(パークアンドライド)といって、郊外の駅に大きな駐車場を設け、安い料金でそこへ車を駐車し、電車で市の中心部へ行って用を済ますというものです。これにより、市の中心部が車で渋滞することを防ぐねらいがあります。ちなみに、市の中心部の駐車料金は馬鹿が付くほど高いです。(Schweine teuer)
 システムがうまくかみ合わさって、パークアンドライドは、市民に有効に利用されています。

ライオンラクトフェリン→詳しい情報はコチラ
オススメショップ満載!会員限定・OCNポイン得ストア

ランキング