カウンセリング「エデン」のふんわりエッセイ

心理カウンセラーの目で世の中を鋭くとらえながら、ものごとの真実を探ります。

Duesseldorf便り(4)駐車場で

2008年03月31日 | ドイツ
ドイツのパークプラッツ(駐車場)の話です。どこの駐車場でも、必ずと言っていいほど入り口付近は障害者のためのスペースになっています。日本では意外と平気で止める人がいますが、ドイツでは厳格に守られていてどんなに満車状態でも、ここに止める人はいません。徹底的に守られていることに大きな驚きを感じました。日本でも、最近は車いすのマークをかいた駐車スペースが必ず設けられるようになってきましたが、時に健常者がそこに止めるのを目にします。それと、同様にフラウエンプラッツ(女性用駐車場)もあり、デパートの地下駐車場では、女性が危険な目に遭わないようになるべく人目の付く地下1階に駐車できるようになっています。基本的に弱者を守る姿勢が、いろんなことからわかります。
 こうしてみると、福祉に対する前向きな考え方は、国家政策の元、かなり国民にも浸透していると言えます。しばらくしてからわかったことですが、障害者の駐車場に一般の人が駐車したり、女性駐車場に男性が駐車したりすると、かなりの制裁金が取られるようです。決まりを守らせるためには、厳しい罰則をもいとわないお国柄です。

 もう一つ、大変、良いシステムの紹介です。P+R(パークアンドライド)といって、郊外の駅に大きな駐車場を設け、安い料金でそこへ車を駐車し、電車で市の中心部へ行って用を済ますというものです。これにより、市の中心部が車で渋滞することを防ぐねらいがあります。ちなみに、市の中心部の駐車料金は馬鹿が付くほど高いです。(Schweine teuer)
 システムがうまくかみ合わさって、パークアンドライドは、市民に有効に利用されています。

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