カウンセリング「エデン」のふんわりエッセイ

心理カウンセラーの目で世の中を鋭くとらえながら、ものごとの真実を探ります。

外からの目を気にする日本人

2015年10月20日 | ドイツ

 最近のテレビでは、外国人が日本のことをどう思っているかという趣旨の番組が非常に多い。外部からの評価をこれほどまでに報道する国もまた珍しい。

 例えば

・日本に観光に来ている外国人に日本の良さを尋ねるインタビュー番組

・日本に在住している外国人に、いかに日本的な暮らしをしているかにスポットを当てる番組

 これらは、視聴者に「日本すごい」「日本もまだまだ捨てたもんじゃない」等の心地よさと自信を与えるという意味で番組編成されているように思う。

 

 でも、・・・・。どの局もこぞって放送するので、いささか疑心暗鬼になる。本当に日本ってすごいんだろうか。

 すべての外国人が日本のことを暮らしやすいいい国だと考えているのだろうか。

 もし金余りのバブル時代の栄光をもう一度・・・的な発想であるなら、ちょっと待ってと言いたい。

 

 本当のすごさとは何か。本当の豊かさとは何か。

 外からの情報に振り回されるのではなく、自らの幸せについてよく考える必要がある。 

 

 カンボジアのバラックに住む子どもたちの笑顔が何を意味するのかを。

 



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