正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

真実

2009-07-02 21:22:22 | Weblog
真実が知りたい。本当の事が知りたい。一番それを知っているのは本人自身ではないのでしょうか?
柔道でいったい何を子供たちが学んでいたのでしょうか。精力善用自他共栄。すばらしい言葉です。まず人の痛みを知る受け身。自分を鍛える手助けをしてくれる相手への感謝の礼。自分の練習が出来る事への感謝の気持ち。道場、先生、そして仲間たち。自分を支えてくれるものへの感謝の心。心身を鍛え、自分を研き合う。柔道のすばらしい精神。
真実は常に一つです。決していつも都合の良いものばかりとは限りません。
例えば自分は女の子がほしかった夫婦に生まれたのは男の子だったとしても、夫婦はその子が可愛いはずです。何故ならそれが真実だから。男の子だとしても自分達の子供として真実を受けとめるからその子が可愛い、可愛くて仕方なくなるのです。
真実は一つです。
彼がやがて両親と死別したとき、一人になったとき、どう生きていけば良いと親として説くのでしょう。
手を差し伸べてくれる友達、仲間が相手からやってくるとでもお考えなのでしょうか。それとも自分から殻を破って「やぁ、元気?」と微笑み合う事まで否定されるおつもりなのでしょうか。人はやがて老い次の時代へとバトンを渡す時が必ずやってきます。そして気が付いたとき自分を支えてくれるものは何なのか。
真実は一つしかありません。例えうがった見方やとらまえかたの相違はあるにしても生まれた男の子は男の子として受け入れてあげるから可愛いのです。そしてその子も幸せになれる。
今からでも決して遅くは無いはずです。一緒に汗をした仲間たちに「やぁ、元気?」と呼び合う事の喜びがいかに大事か。子を思う気持ちは親なら皆同じです。そして先に往くのも道理なのです。
真実は常に一つしかないのです。
真実は受けとめるしかないのです。