読むと頭がすっきりします。日本の世情の漠然とした不可解さがストレスになっていたのでしょうか。とにかくお薦め5つ星です。この本の最大のキーワードは『鉄のオクタゴン』この意味を理解していないと、いかに日本は先進国とはいえ、未成熟で、幼稚で、姑息に国民を馬鹿にしたエンクローズドされた国であるかが見えてこない。愚民でいたい人は読まなくても良いです。
大前さんは歯に衣着せぬ切り口でスパッと要点を明確に平易に書いているから読みやすくていい。他のセンセイ達も人に読んでもらいたかったら、こういう風に書かないとだめですよ。
このキーワードに近い内容のことは宮脇磊介「騙されやすい日本人」の中にも触れられていましたが、コチラはもっと端的に書いてあれば読みやすかったのですが、ちょっと引き伸ばしすぎ。
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