今年度も「あいガード運動」に協力しています。小中学校の始業式以降、児童生徒たちが登校する姿を毎朝声をかけながら見守っています。
4月10日朝、あいガードが終わって、Gospelレッスンのために出掛けようとしていた時に「ピンポ~ン」と来客がありました。この春から高校へ進学するWaさんです。近所の子ですが、仲良くなったのは「あいガード」のお蔭です。あいガードに取り組んで12年目です。小学校1年生のWaさんを初めて見たのはあいガードに取り組んで数年後でした。その子がもう高校生で、高校の制服姿で家へ来てくれました。農業が好きで 大阪府立農芸高校へ進みました。堺市にあるので通学に時間がかかり、7時頃の電車に乗るそうです。校区内の中学校への登校はゆっくりで、まるでアンカー(一番最後のランナー)だと思っていました。この春から弁当(自分で作ると言ってました。)を持ってえらい早く出発です。みんな羽ばたいて行きます。
4月11日朝、今日です。時々雨が降る風の強い朝でした。重いランドセルを背負って傘をさしての登校は子どもたちには大変な苦労です。向うからお母さん(自転車)に連れられた新1年生がやってきました。ちょうど小生の前を通り過ぎようとした時に、強い風が吹きました。新1年生の子は「傘が重い!」と言いながら、ふらついています。お母さんが「真っすぐ歩きなさい!」と言った時にさすべえに固定した傘の心棒が折れてしまいました。お母さんはサッと傘をたたんで雨に濡れながら子どもと一緒に小学校へ向かって行きました。
児童生徒の登校姿を見守る「あいガード」、今年もいろいろありそうです。
2014年11月19日東大阪市で 「あいガード運動10周年記念式典」がありました。
登下校時の子どもたちを地域住民らが見守る「あいガード運動」がスタートから10年目を迎えたことを記念して、29日、市民会館大ホールで記念式典が行われました。あいガード運動は、平成17年度に市内すべてとなる54の小学校区で「地域の子どもは地域で守る!」「子どもの安全はみんなの力で!」を合言葉にスタートしました。地域のボランティアの方が協力員となり、登下校時の安全確保のため、通学路のパトロールや児童らへの声かけ運動などを実施されています。
↑高校の制服を着て挨拶に来てくれたWaさんです。 ↑「さすべえ」に取付けた傘、➡の所が折れました。(この写真はネットから拝借しました。)