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Apple たま

好奇心旺盛で非常に活動的、慎重で用心深く、賢さと健康は初代ラブ以上。Tワールドから家庭向きでないと助言され購入を迷った。

猿の谷渡り橋 猿(吊り橋)

2012-10-17 | 山歩き

背負っていたディーバックは橋のたもとに置き、カメラも1台だけにします。

なるべく重量を減らし、身軽になって軽快に吊り橋を渡ります。思ったほど揺れません。

 渡りきった所で記念撮影。

  先に行ったたまを呼び戻します。
 
ゆっくりゆっくり慎重に歩き、走ろうとはしません。たまが歩くだけでもゆらゆら揺れます。

 真ん中でたまと記念撮影です。

帰りはたまも一緒に歩きます。この方がよっぽど怖いのですが・・・。平気なのかな?

 付近の山並み

偶然の出会い ・・・ これこそが吊り橋の由来でしょうか。
猿の映像は帰りに撮影したものです。咄嗟のことでカメラが反応しません。

 木の上に影になった猿がいます。

 オスの若い猿かな。

きれいな毛並みをした美しい猿にこの吊り橋のすぐ下流で遭遇しました。この一頭だけです。

たまが気がつき走って行くと木に跳び乗ります。するするするっと木を登ります。たまを呼び

ますが猿の登った木を見ています。カメラで写そうとしていると頭から枝を跳び移り谷底に消

えました。この吊り橋は人間用ではなく猿の谷に掛けられた谷を渡る猿のための吊り橋なの?

猿たちはきっと吊り橋を利用しているに違いありません。


猿の谷渡り橋 (吊り橋)

2012-10-17 | 山歩き

用心深い・・・、恐がり・・・、慎重・・・。 陽気で寂しがりやの甘えん坊。

たまにはそんな修飾語がつきそうなです。そのたまが私より先にゆっくり一歩一歩渡ろうとします。

『猿の谷渡り橋』を渡らせるつもりでしたが、これほど簡単に事が運ぶとは考えていませんでした。

渡り禁止になっていないので、私も恐る恐る渡ってみることにします。登山靴ではなくスニーカーのため

足裏の感覚が生きていて吊り橋の状態が伝わってきます。足を下ろした感じで少し心配な反応をする所も

ありますが、吊り橋全体としては良い感じです。板やワイヤーなどのお手入れも不十分で張り替えの時期

がきているように見えます。足裏に感じる吊り橋の状態は、木の弾力性とか足を置いたときの力の広がり

具合といったものから情報を得ています。終始、揺れも感じていますがそれとは違う情報に気を配ってい

ます。五感の使い方によって、伝わってくる刺激の感度と得られる情報の精度は随分違う様に思います。

私より遥かに野生に近いたまはどんな感じなのでしょう。

どうも危険の認識が私と異なっているように思われ驚かされます。

 ビデオカメラを設置します。

 たまの横の板が無くなっています。

吊り橋の片側はこの2本の木を使ってワイヤーを張っているようです。吊り橋を渡ることに

夢中になっていてしっかり確認することを忘れていました。向こう岸は支柱を立てています。

私は安全を考え、強度が高く、最も過重に耐えられる中央の板の部分を歩くようにします。 

 たまもなにやら慎重ですね。

たまは平気で下を覗いています。身体が硬くなることもあるようですが、ここでは大丈夫です。

 谷底を恐る恐る写します。

真ん中の踏み板から外れることはしません。両側のワイヤーは細く手で握って渡ろうとは思いません。

 左隅に写っているのは支柱。

渡りきるとそこはちょっとした広場になっています。達成感とほっとした気持ちです。

デジカメの動画機能で撮影した映像の一部をアップしました。未編集です。

http://youtu.be/0-y1WzZNRaQ

Youtubeの映像も編集し整理するといいと思いつつ、知人の利用が前提でそこまでしていません。 


ねじたる探検 その2(柿其渓谷)

2012-10-16 | 山歩き

『ねじだる」はこの景観の様です。

  上流の滝          下流の滝

 

『ねじだる」は滝そのものではなく、長い年月を経て水によって削られた岩の景観のようです。

 岩から身を乗り出して覗きます。

垂直に切り立った花崗岩の20~30m下に白く泡立つ柿其川が見えます。

 たまが私の傍に来ています。

つい先程まで岩の上にいたのですが・・・。下りられないと心配げに見ていました。

 中央にたまがいます。

迫力と岩にしがみつくようにして観る危うさがあります。足下をたまがうろうろすると危険です。

 無数の水滴が舞いキラキラと輝いています。

写真はすべて魚眼レンズっで撮影しています。

たまには道を指示して岩を登ります。手助けしたのは一カ所だけです。

ここは新緑の頃も、紅葉の頃も良いと思います。カップルで訪れれば仲良くなること請け合います。

 


ねじたる探検 その1(柿其渓谷)

2012-10-15 | 山歩き

『ねじたる』と標識にあっても特に説明がないため「?」です。

恐らく川がネジのようにネジ曲がっているのだろうと思いました。

 ハナノキは分ります。

ちょっと急な細い道を足を滑らさないように気をつけて下って行きます。

 今日の装備です。

中央道に乗ってから、登山靴を忘れたことに気づきます。引き返そうかとも思いましたが1時間

のロスを考えると思いそのまま行くことにします。これが後々トラブルの原因になりました。ス

ニーカーは川に道を作ったとき水が入り一日中湿ったまま履いていました。スニーカーは歩きや

すいようでいて歩き難く、軽く靴擦れができた所で引き返しました。歩いた距離は15km位です。

 いいお天気です。

  ハナノキ

 

 気持ちのいい林の小道   木の橋を渡りたくないたま

所々に道標があり迷い難くなっています。

 この岩場が下りられません。

川と私を目で追いながら下りられそうな所を探しまわっています。結局、手を貸して下ろします。

 やっとの思いで川に入れました。

 左側の滝。ここも綺麗です。

この写真を撮るために中州に渡ります。川に石を30数個放り込み足場を作って渡りました。

滝の様子からどう見ても『ねじだる』とは思えません。右側に行ってみます。

途中の岩場はたまのお尻を押し上げて岩場から岩場に登らせします。


はるたまの滝(2)

2012-10-14 | 山歩き

『はるの滝』と『たまの滝』があるのは森林鉄道の7kmポスト付近です。

花崗岩に黄色い色が付着しているようです。これは植物の葉っぱなどから出る色素がではないでしょうか。

 たまの滝を守る魂犬

時間をかけて更に沢の奥を探検してみると、新たな滝を発見しました。

『はるの滝』『たまの滝』と続き、二つ合わせて『はるたまの滝』ということで決着しました。

 はるの滝の全景です。

はるの滝をアップにすると元の大きさより遥かに大きく雄大にみえます。

  私は影で登場です。

    たまの滝          はるの滝

滝の景観と犬の性格がそれぞれの特徴現している所がなんとも面白く、どちらも風情があって良いと思います。

 はるの滝の魂犬

 身を清めるたま。

すこしは先住犬はるの精神を受け継いでくれると良いのですが・・・。

ここから水を汲んできてコーヒーをいれ、日向ぼっこをしながら昼食にしました。

 はるの滝への道を守るたま。

「なにか怪しげなものが出てきたぞ!」とお昼の用意に涎を垂らしそうなたまでした。

 肩越しに様子を伺っています。

 

お澄ましポーズの後は様子を確認してから次の目的地に出発です。

今日は『猿の谷渡り橋』に挑戦します。


はるたまの滝(1)

2012-10-14 | 山歩き

はるたまの湯を掘り当てたいのですが、今回ははるたまの滝の発見で終わりました。

 それでは・・・

 はるたまの滝と命名させて頂きました。 

はるの滝にするかたまの滝にするか悩み、合わせてはるたまの滝となりました。

探検は後日となります。

  ああ~、いい湯だった 

私にとってはとっても良い水場です。

この前後はちょっとした難所のような所です。下を見ると竦んでしまいます。

 どうしようかなあ、、、

ここから道まで戻れないたまです。最終的にはもう一歩進み底力をみせて跳び移ります。


雷の滝(柿其渓谷)

2012-10-13 | 山歩き

時間が遅くなり諦めようかと思い始めた頃(14時40分)、雷の滝につきました。

たまも私も元気溌剌、秋の陽と熊の心配だけです。

 雷の滝の入り口です。

林の中に入って行くと道が二つに分かれています。一方の道は木の枝で塞がれていたため左に行きます。

道がなくなっているように見えます。道の先から見える川に滝は見えないため引き返します。もう一方を行くと滝がありました。

 雷の滝らしい。

何段にもなっている滝のようです。でもなぜ『雷』なんでしょう。

もしかすると『ゴロゴロゴロ』という音がするのではないでしょうか。

いまは聞こえません。恐らく大水のとき石や岩が音を立てて流れ落ちて行くのではないでしょうか。

 ゴォーーー 。。。 『ゴロンゴロン』 『ゴロゴロゴロ』

大水のとき、川が氾濫するかと思えるような出水のとき、石や岩が流されて行くときの音が凄いのでしょう。

 たまも岩に登ってきて登頂気分?

帰りかけたとき、思い切ってもう一つ上まで行きました。それが良かった。滝の全景が観られます。

 右側も小さな滝になっています。

下流に滝が見え、上流は開け、山の間に川が消えて行きます。

 穏やかな流れです。

早速たまは川に入って遊んでいます。ようやく柿其川に入れた感じです。

ここは紅葉が綺麗ではないでしょうか。時間帯は午前10時頃から午後1時くらいが陽が差しそうです。

今回の旅の最上流地点となりました。

安全のため登山用のGPSを携帯したくなるトレッキングでした。なおGPSは高価なので買えません。


虹の滝(柿其渓谷)

2012-10-12 | 山歩き

虹の滝を目指します。虹の滝ってどんな滝でしょう。水滴が煙っている大瀑布と思いきや・・・

 柿其渓谷に流れ込む支流の滝です。

この滝の状態から考えると、細い川が飛沫を上げて日光にきらめき虹ができるのではないでしょうか。

正面からは木が邪魔をして枝の間から見えるくらいです。

 その200m上流にある枯れかかった支流の滝です。

初夏の水量がある時期ならば美しい滝が観られるでしょう。

たまはしきりに川や谷を覗き込み、水場を求めています。

 道から見える小さな滝。

完全装備で沢登りでもしないとここには行けそうもありません。

  猿の谷渡り橋

たまが渡り始めたのですが、横板が腐っているところがあります。橋梁部分の木も水を含んでいるようにも見えます。

危険があるのですぐ呼び戻します。「真ん中を通っておいで」と言っても分りません。

真夏に橋の上から撮影できれば川がきれいでしょうね。

林道と川の距離が縮まりました。それでも深くガードレールのない所から下を覗くには度胸がいります。


霧ヶ滝(柿其渓谷)

2012-10-11 | 山歩き

目指す霧ヶ滝に到着したのは、予定時間をやや遅れ30分後です。案内板を見つけてほっとします。

 それらしい道に入って行くところでした。

『6』と書かれた白い木は、おそらく森林鉄道『柿其支線』の起点からの距離を表していると思います。

展望台まではコンクリートの階段がついていました。鉄柵を越えてたまは下りて行きます。 

たまの見る光景

どうやら水の匂いと音に惹かれて泳ぎに行くつもりだったか喉を潤しに行くつもりだったようです。

しかし断崖絶壁に行く手を塞がれ舌なめずりをするばかりです。危険と思ったようで動きません。

 柵越しにみる光景

展望台は薄暗くジメジメしています。椅子があってゆっくり観られるようになっています。

 撮影する足下に広がる光景

私の座っている机一つ分の空間はオーバーハングしていないと思います。

足下は土や木の根ではなく切り立った岩になっていると思います。

滝の名前の由来は分りません。『霧ヶ滝』というからには霧がよく発生するのでしょうか。

私が写真を撮っている間、たまはじっと滝を眺めていました。


柿其渓谷ゲートの向こう

2012-10-10 | 山歩き

駐車場から400m余りでゲートに着きます。ここからは許可なき車は通行できません。

 山道のヘッドライト点灯に納得

背負っているデーッバクの中味は、何時も持ち歩くようにしているナイフなどはありません。(失敗)

雨具、医薬品、食料、熊除けスプレー、たまの餌、食料、ラジオ、ガスバーナー等です。

服装は軽装で、登山靴です。ヘルメットは車の中、着替え、ザイル、地図は持っていません。GPSが欲しい。

携帯は通話不能です。アマチュア無線機が必要です。リードと万歩計は持っています。

 登山届けの提出が必要です。

後で知ったのですがほとんどの人が素通りらしい。白山の間欠泉を観に行ったとき以来のスリルでした。

ミキサー車7台、仕事の車3台とすれ違います。音で接近を知り距離を測り、たまを呼びます。

その度にたまを呼び戻し安全な退避空間を探し、たまの身体を押さえないと危険です。

この林道は一つ間違えば路肩が崩れたり、いつ法面から石が落ちてくるか分りません。

待避所の足下の土が浮いている可能性もあります。

 往復6km。午後1時ぎりぎりかな。

ゲートの向こうは夏休みや土日は訪れる人もいますが、出会うのは工事関係者ばかりです。

積極的に声をかけないと何かあったときに目撃者もなく危険です。運転手さんには挨拶します。

 野生児たまは元気に先に走って行きます。

帰り道ではさきほど出会ったミキサー車のおじさんに話しかけられます。

犬が鹿や熊の後をつけて行って帰ってこなくならないかと心配されました。

 V字谷の渓谷

20km以内に大きな断層が2本あります。柿其川は100m以上下を流れていて谷は深いです。

 このもっと上流を目指します。

ここはヒノキの森だったのですが、伐採され深山の面影はありません。

 

頭上には小さく空が見え、山肌を小さな流れが落ちていきます。岩肌から直に飲みます。

林道の斜面は崩れ落ちてきそうな所が大半です。この種の水場が多く足場が悪く水も手に入れ難い。

時々、たまは道の穴に貯まった泥水を飲もうとするので止めます。たまが飲む水は山から流れ出ています。

3つの滝を求めて山道を歩きます。日のあるうちに行動したいので時間が勿体なく食事はしません。

チリンチリンと熊除けの鈴が大きな音を奏で、カモシカに会えそうもありません。残念です。


牛ヶ滝に再挑戦

2012-10-09 | 山歩き

空中回廊、木の歩道が危険でたまと行き着けなかった『牛ヶ滝の展望台』に3回目の挑戦しました。

2回失敗した川沿いの『木の歩道』を避け、2回目に知った山側の道を使って休憩所まで来ました。

   普通の整備された山道です。

山道を使うことによって、私とたまの消耗を防ぎ、たまの不安を和らげる効果も得られたようです。

さて、休憩所から展望台までは僅かの距離ですが、神経を遣います。

木道が濡れていて滑りやすく、手すりや木道部分も腐っていたり釘が外れていたりして跳ね上がります。

手すりの間隔も荒く一つ間違うと隙間から落ちてしまいそうですが、補修も点検もしていることが分ります。

 休憩所。道が2つに分かれる。

安全な山側の道と危険をともなるスリリングな川沿いの木道が合流するポイントです。

この休憩所の30m余り手前で、1回目にたまがギブアップし階段の途中で固まっていました。

写真は2回目のときです。この先への挑戦が3回目の目的です。難易度は更にアップします。

 ここからの階段が最初の関所。

正面の木道は分かれ道に出ます。右隅の階段を下り45mで目的地です。

手すりの向こうは100m位ある急斜面です。たまは階段の外、山側に出たがります。

 

まず最初は、怖くて動けないらしい。一緒に声をかけながら私が先に下り促します。

恐る恐る少しリードを引っ張るとようやく諦めて下りることにしたようです。

 階段を踏み外したら・・・

この写真ではそれほど危険に見えないのですが、所々痛んでいます。

 中央が目的地。

ここまでが第二の関所でした。一旦リードを離します。声をかけ指示に従わせます。

たまが足に当たってよろけると滑落する可能性があります。

 たまに先のを見せ考えさせています。ゆっくり!

第3の関所は右手に滝が見えています。木の階段は手が入りほぼ安全な状態です。

 下からみるとこんな感じです。階段の木も新しい。

この階段をたまと一緒に下って上るのは冷や汗ものです。こちらの身も危ない感じです。

私はお尻をつけて安定させ、リードでたまをコントロールしながら通ります。

 急階段、たまを下ろすのが怖い。

たまの顔の向こうはこうなっています。最後の関所、難関です。

 空中にある展望台。

ここの手すりもくせ者で気をつけます。床板も少々ガタが来て一部腐っているようです。

たまをジャンプして下ろすと床の強度や転落などの恐れがあり危険です。

 たまも緊張気味です。私も迷っています。

抱き下ろそうとしますがたまが嫌がります。「ゆっくり」「大丈夫」と声をかけ促します。

 よくここまで! 記念撮影。

 下をみると朽ちた階段があります。

昔は滝の側まで行けたのだろうか。ここに立って手すりに寄りかかる勇気はありません。

帰り道はたまが元気です。より危険な感じもしてゆっくり休ませながら戻ります。

滑落の心配のあるところはリードをします。ゆっくり少しづつ戻ります。

危険箇所の手前ではストップさせま確認し指示を出します。

今日は乾いているのでまだ良いのですが、濡れていると滑り危険です。

ここ1週間のうちにきれいに紅葉します。濡れ落ち葉のときは遠慮したい木の空中回廊でした。

なお、カップルで来ると吊り橋効果でより親しくなれること保証します。

このご時世ですからここを管理することは難しくなるかもしれませんね。

ここに観光客が来たとしても地元にお金が落ちて潤っているようにはみえません。

維持費や責任問題を考えるとこの先どうなるのでしょう。 疑問ばかりが残ります。


静かな村に忍び寄る影

2012-10-08 | 山歩き

今夜は流れ星が観られるというのでたまの散歩を8時にしてみます。薄雲がかかり星がよく観えません。

それでも二人で夜空を眺めながらいろいろ話しができました。一つ観えたような気がします。

 道端に咲いていたコスモス。

 田舎には廃屋が増えています。

この辺りどこにいっても畑や田んぼ、住宅の周囲に害獣除けの電線が張りめぐらされています。

 電流を流しています。

キャイン! とたまが啼きます。ついに触れてしまった様です。

 林の中に罠がある。

周囲に餌をまき次第に檻におびき寄せるます。利口になって餌だけ失敬する輩も多いとか。

 収穫間近の田んぼ。

イノシシが田んぼの中を歩いたようです。稲が倒されています。この付近にはツキノワグマも出没するそうです。

パトロールしていました。たまのリードを外して歩かせていると危なそうです。

 


吊り橋を渡る

2012-10-07 | 山歩き

今日は奥さんのトレッキングの練習コースです。吊り橋と濡れた木道、軽い山登りがメニューです。

この吊り橋の人数制限は5人です。幅も広く、踏み板も張り替えられてまだ新しい。

揺れない方ですが、それでも怖い。

 渓谷の入り口に架かる。

これを渡らないと牛ヶ滝には行けません。なにやら既に足が竦んでいるようです。

 おいでって言われても・・・

まずたまから来なさいって・・・。 のそのそと歩き出します。

 顔つきが違っています。

 こわいよ~

というわけで渡り終えました。最後は急に足取りが軽くなり。。。

 渡り終えたよ~!

こんなに慎重なたまをこのところ見たことがありません。私の顔をひとしきり舐めます。

我が家では「ADHD犬」と呼ばれるたまの珍しい姿でした。

このやまの怖がる様子に仲間を得た気分の奥さんはニコニコ顔で渡ります。

 冷や汗を流すたま。

ひと風呂あびると気持ちがいいぞ~ 


柿其渓谷:木の空中回廊を行く

2012-10-05 | 山歩き

柿其渓谷の木の空中回廊はすぐ終わると思って気軽に散歩気分でたまを離します。リードを止めた理由は人がいないと確認できたことと、リードをつけたままでは遭難(滑落)の危険が大きいと思ったからです。人が多ければ即引き返しました。

この先思いもよらない事態に遭遇しました。たまも尻込みしてついに動かなくなります。一回は引き返そうとまでします。こうなると動物の勘を信じた方が良いのではないかと思えてきます。たまと登山をして岩山を上ったり岩がごつごつする川を遡ったりした経験からしてたまが嫌がるのは余程のことのように思えます。私と一緒にいて命令に従うのを嫌がり傍を離れようとすることがたまの性格と行動形態から異常事態です。

 平らな木の回廊が終わり登りになります。

 下を見ると急傾斜。 たまはどこ?

たまは木の階段ではなく山の斜面を登ろうとしています。その方がよほど危険です。

たまの所まで戻りリードを付け引っ張って誘導します。頑張って登り始めました。

 木道の急階段と小テラス?

一息ついて次の長い階段を上ります。

 たまを先に行かせます。

元気に登って行ったのですが急に止まって動かなくなります。

 下をみるとスリルがあります。

谷底に川が流れているのが微かに見えます。たまはまったく動きません。

 両足にはさみ安心させます。

それでも歩き出すどころか動こうともしません。「もう行かない!」と頑張っています。

 大きく手を外に伸ばし写す

見上げる先には空が。。。 角の向こうにも木の階段が続いていっています。

滝までは僅かな距離ですがたまの様子に負けました。次の機会にたまを連れずに行ってきます。


たまも尻込みした柿其渓谷:回廊

2012-10-04 | 山歩き

忠犬ハチ公ならぬ忠犬害獣パトロール犬2頭を遠ざけ5分もするとこの景色に出会います。ここに来るには吊り橋がありそれを渡るとすぐこの淵が見えてきます。きれいでたまが泳げるかもしれないと期待が持てます。

 思ったより深く切り込んでいる。

岩を大きく回り込むとこんな感じです。たまは水を見ながらも飛び込もうとしません。

 木の枝を投げられるとこの通り。

歩行に注意を党する問題の箇所は川の奥の右側の斜面にあります。

 岩に鉄骨を組み歩道を作る。

斜面の岩は剥がれかかっているところもあり、ときどき崩れ落ちているようです。

 落石の跡。

椅子の座面よりやや大きめ厚さ10数センチ、30~50kgくらいの石が雨の後か大きな衝撃で滑り落ちてくると判断しました。美しい所には危険が付き物、バラと同じいうことでしょうか。たまも立ち止まってしまいました。原因は他にあるようですが余りにも場所が悪い、こういう判断はたまにはできないようです。

動かないたまにリードをつけ引っ張り気味にして一緒に歩くことにします。そうしないと不安らしく先に進もうとしません。引っ張ることらも1m余りの空中回廊にいるため危険です。

 階段の隙間から下が見えます。

たまも視覚情報から身体が竦んでしまうのかもしれません。私は足下の木が腐っていないか気になります。踏み抜くかなと心配する板もあり、木が浮いて危ないところがあります。場所が場所なので回廊の木は湿っており、お天気が良くても少し滑りやすく一歩一歩気をつけて進みます。でも、老人がカメラを担いで滝を撮影に行ったりしています。危険とは感じないのでしょうか、度胸があるのか慣れているのかそもかく不思議ですね。

この木の歩道はすぐ終わると思っていたのですが、谷の高さも増し、これから先がさらに大変でした。

兎にも角にも歩いていて怖い。たまが足下を歩くので躓かないように気をつけます。