たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

風評被害を助長させるマスコミの報道姿勢

2004年03月02日 | マスコミ関連
at 2004 03/02 21:04 編集

京都府丹波町の養鶏場、浅田農産船井農場でおきた鳥インフルエンザによる鶏の大量死。その最中も養鶏場側が出荷を続けたことが問題になっているが、あるHPの日記に次のような意見の書き込みがあった。

“今後の安全を期すために、浅田農産船井農場に無差別殺人未遂の適応を”というものだった。曰く、“…汚染されていると知りながらも、市場に流した行為は、無差別殺人未遂に等しいのである。この行為は、先の死刑判決を受けたオウムの麻原と何ら変わりないと思うのは、僕だけでしょうか。”というご意見でした。

しかしこの日記を書かれた方には申し訳ないが、たろすけはそうは思わない。なぜなら “鳥インフルエンザは人に感染しないし、世界的に見てもそうした例はない。そのウィルスは加熱することにより死滅する”と、マスコミが報じているからだ。
言い換えれば “安全である”とマスコミが報じているのだ。

市場に流した農場主(…の弁護士)は、“こうしたマスコミの報道を信頼し、それを根拠に出荷した”と、その行為を正当化するだろう。 “鶏肉は加熱調理することが常識”だから感染しない…、だから無差別殺人にはあたらない… と。
しかしマスコミは同時に、出荷したことを非難するような口調での報道を続けている…、まるで人々を死に至らしめる “毒”でも撒いたかと言わんばかりに… その結果、この日誌を書いた方のように大きな不安を抱かせる結果になる…。

こんなところにもマスコミの節操のない報道姿勢をたろすけは感じてしまう…。
風評被害を防ごう… と言いながら、その一方で消費者の不安をあおる記事…。
読者が求めているのは “どちらが真実なのか”なのだ。
マスコミは読者を混乱させることに快感を感じ、その根底には、“売れればいいんだ”と思っているかのようだ。少なくともたろすけはそのように感じてしようがない。

お断り:
この日誌の書き込みは、読んだ日記の感想を相手の掲示板に書き込みしようと思って用意していたものです。ところが先方さんに書き込みできる掲示板がなく、そのHPのアドレスもわからなくなってしまい、引用元を紹介出来なくなってしまいました。それで日記のカタチにして書き込みいたしました。
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