たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

蒲郡での“こしょう”表示の踏切事故は人災だと思う

2006年03月20日 | 一般ニュースから
愛知県蒲郡市のJR東海の踏切で
59歳の女性が遮断機をくぐって入り列車にはねられ死亡した。
一見、遮断機をくぐって入った方の自業自得の事故かと思う。
だがしかし、この踏切は15分以上遮断機が下りたままになると
“こしょう”と表示される仕組みになっているというのだ。

この女性が踏切に入る直前、傍らで待っていた車の運転手に
『踏切が壊れている…』と話していたことから、
この“こしょう”の表示を見て踏切が故障していると勘違いして入り
列車にはねられたものとみられるという。

昨年10月13日付けの日記:
“死”へと誘う、“こしょう”表示、即刻中止すべき!! …の中でこう書いた。
“故障表示をすべきなのは、命に関わる誤解を招くこんなばかげた表示を
平気で野放しにしているJRのお役人の頭ではないだろうかと思うのだが…。”

同様の事故は昨年10月にも起きていたにもかかわらず、
こうした誤解を与える表示が今もなお放置されていたことに
JR側の人命を軽視した安全対策のいい加減さに驚かされる…。

今回の事故は先例がありながら“有効な対策”を講じようとしなかった
JR側の起こした人災である…と、たろすけは思う。

この“こしょう”表示についてJR東海側は
『国鉄時代から踏襲してきた表示なので廃止は考えていない』という。
JR東海の幹部のアタマは間違いなく故障している…。
一体、何人の人たちがこの表示によって死へと誘われ犠牲になれば
こんなばかげた表示が改まるのだろうか。

●参考:関連する過去の日記です。当時JRにメールで転送していました。
  “死”へと誘う、“こしょう”表示、即刻中止すべき!! 2005年10月13日
  話題?の“開かずの踏切”に思うこと 2003年10月23日

●参考:“こしょう”表示、廃止の方向へ・・
  ◎踏切警報機の「こしょう」表示の廃止について
  ◎「故障」の表示やめます 踏切死傷事故でJR東日本
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