Anteeksi.

すみません、ちょっといいですか。フィンランド留学の見聞録。

ロカクー

2009-10-01 | 日常/思索
10月になりました。気付けば、この留学生活も、残り三分の一となったということです。

9月は、頭の方はまだ暖かい日なら半袖一枚でもよかったのに、この頃と来たら、もうすっかり東京の冬と変わらないレベル。手袋、マフラーはもはや必須。最低気温が氷点下となる日も出てきた。ラップランドでは、今週、初雪が観測されたそう。ヘルシンキは、たぶんもうちょっと先なんだろうけど、もういつ雪が降ってもおかしくない、という感じ。
フィンランドは、四季で言うなら、春と秋がぎゅっと凝縮されていて、5月頃の冬から夏への移り変わりも激しかったけれど、その逆もまた然りなんだな、と思った。木々が紅葉を始め、陽も短くなり、日本にいるときのように秋の訪れに余韻に浸り油断していると、あらら、いつの間にかもう冬でした。と言っても、これはやっぱりたぶん日本人的感覚で、地元人からすれば、これはまだまだ冬と言わないのだろう。でも何にせよ確かなのは、この移行のスピードが、日本に比べれば断然速い、ということだ。周囲の風景、色合いが、日々変化する。
ちょっと個人的に面白い体験があった。その街、その季節の匂い、というものがあると思うけれど、この間、ん、この匂いは?と思うと、それが脳みそから引っ張り出してきたのは、去年の3月にヘルシンキを訪れたときの記憶だった。

  

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