というわけでライブレポですけど、
引き続きネタバレを含みますので見たくない人は見ないでね。
今日はミスチル編。
ピロウズ退場からセット変更の15分ほどはまどろっこしくてそわそわして好きです。早く出て来い~。
登場はテクノみたいだけど、手拍子してたらbpm上がってって…
Mr.Children登場!!
「キャー!!」
うわあぁぁぁ!この辺がピロウズとはちげー!yellow scream!!!そしてその的はいうまでもなく、桜井和寿その人。
そしてのっけから「Tomorrow never knows」!!!
ええぇ!(俺だけびっくり)
あとはもう彼らのペース。はじめのうちはどうにもバンドに合わない会場のサイズに彼らも客も波長が合わなかったけど、2曲目からはバッチシ。
「ストレンジカメレオン」もリスペクト伝わってきました!これも泣きそうでした。ミスチルの曲になりつつあるなぁ。いいなぁ。でもピロウズのもいいんだよなぁとか思いながら聞いてました。ほとんど嫌いなんですよ。世の中。
ほかのバンドの曲をカバーするのはちょっと勇気がいることだと思います。自分たちの色を出しつつ、リスペクトをこめて、一度出来上がった曲を再構成するのは難しいし、受け入れる側を満足させるのはもっと難しい。実際リスペクトとかフューチャーとかいってまんまリフ使ったりする安易なコラボが横行してますけど、原曲のイメージを壊すようなものが多くてがっかりです。
さて、余談を挟んで予断を許さないライブれぽ続きます。
ドラマ「14歳の母」主題歌の新曲「しるし」は王道のミディアムバラードで「いろんな角度から君を見て~」みたいな歌詞でした。うろ覚え。いい曲なのは間違いない。が、歌詞がわかんないと曲のノリのみで判断するしかないのが厳しいところ。いい曲なんだが。。
さらに新曲「FAKE(かな?)」こっちはノリだけでいける曲。「ニシヘヒガシヘ」に近い流れの毒のあるダンスチューンでした。かっこええ。
こういういろんな曲調を楽しめるのもミスチルのいいところなんでしょうか。そうなんでしょうね。
さらに、仮タイトル「さわお」とピロウズを意識して曲も詞も書いたという、「Prism」。ダークサイドを感じるなぁ、確かに。「終わりなき旅」のカップリングで、あまりに対照的で、聞いた当初はミスチルこんな暗い面あるの?って思ったかも。
(ちなみにピロウズは
''基本的に世の中好きじゃない、でも君がいれば''
って曲が多いんです。ダークマックスは「Black Sheep」って曲でしょうか。結構ヤバイと思います。人格大丈夫か心配になるくらいの。歌いだしは
神経質な僕の 頭の中が
これ以上ないくらい 散らかってた
みたいな感じです。一度だけ山中さわおソロライブSawao sing aloneで聞きました。いい曲なんだが。)
にしてもミスチルファンってやっぱり行儀いいなぁ。ってか桜井さんしか見てない(桜井さんしか見えない)みたいで、感じている雰囲気が違うというか、対象が違うというか。。
アンコールでは「名もなき詩」でドカーン!
さらにさわお、Pちゃんが参加しての「Everybody goes」でドカーーン!!
「一緒にやってくれるっていうんです!」って二人を呼び込む桜井さんピュアすぎるから!
しかもこのときさわお氏はなぜかヨーヨーをずっとやりながら歌ってた。謎!
で踊りはねたかったものの~~、ノってよもっと!いまいち不完全燃焼な感じが。。もっと楽しめるのになぁと思ったライブでした。こんなこというとファンに怒られてしまうかな。
にしてもこの日のミスチルはピロウズに負けず劣らず気合はいりまくり。
圧倒されるとはこういうことか、ってくらい声張り上げてました。あんまり後先考えてないみたいに。酔ってるみたいに。
さらにこの日はサポートメンバーがkey.のお一人だけで、まさに「バンド」としてのMr.Childrenを目の当たりにしました。今ではでっかいところでサポートもいっぱいで映像もばしばし使うスタイルになっているけれど、僕がファンとして見たい、聞きたいのはやっぱりバンドサウンドであって、今回はそれを感じられて、しかもそれがすごく良くって、心地よかった。
ミスチルを改めて好きになり、the pillowsとMr.Childrenは僕の中で永久欠番的存在になった(もはやランクをつけるとかいう次元でない)一夜でした。
またやってくれんかなぁ。今回は桜井さんが突発的にオファーしてピロウズは「それは断るわけにはいかないんじゃ…」と棒読みしてしまうほど驚愕の企画だったわけで、次回は計画的にお願いしたく。無理を承知で。
あと、これでミスチルファンがピロウズを好きになってくれたらうれしいっす。