他力本願!(週末は重賞予想・他力本願)

プロレス・中央競馬・与太話のオンパレード
ただいま3年経過。
競馬もプロレスも不滅です…たぶん。

いかなる饒舌な言葉も、この2人の中には入り込めない!(1988年8月8日のアントニオ猪木と藤波辰巳)

2021-11-05 22:50:29 | プロレス
8月8日…プロレスファンなら思い出す
(昭和63年8月8日の横浜文化体育館)
https://blog.goo.ne.jp/tarikihongan_2011/e/10e9df63b8abdb4b7a70c6f6c861f16d

戯れに休暇が続いたので
猪木・藤波フルタイム戦を眺めていた。

冷静になって見返すと
猪木がギリギリのところで踏んばっていた事実。
「もしかしたら、藤波が引っ張り上げてたんじゃね?」的な邪推。

昭和末期に行なわれた60分フルタイム戦。
あの日、分かりやすくエース交代がなされていたら…という夢想。
流れに乗っていた第2次UWFに対抗できたのだろうか?という疑念。
藤波辰巳の身長が5センチ高ければ…違った風景があったよね?
(返ってこないであろう返事を探しながら)

「猪木さんを独り占め出来た」という藤波の言葉は美しい。
だが、その代償が飛龍革命の頓挫だった気もする。
試合後の猪木を肩車した長州力の姿。
後の団体経営を思えば、強烈な裏切りも見え隠れ。
(因みに藤波を肩車したのは越中詩郎)

…意見には個人差がありますbyさだまさし。

「どんな饒舌な言葉も、この2人の中には入れない」
そんな言葉だったと記憶していた。

「いかなる饒舌な言葉も、この2人の中には入り込めない!」

猪木が藤波にベルトを託すという風景。
その心情を表現しなかった古舘伊知郎の叫びが胸を打ってしまう。
…余りに正直過ぎて。

1985年9月19日の東京体育館と連続して見た金曜日の午後。
味わいが深過ぎて、私も入り込めない気がするのはココだけの話。
(上田馬之助の立ち振る舞いに敬意を表しつつ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする