Tao Planning-道

あなたは、この世界でとっても大切な人です。
なぜならあなたは、この世にたった一人しかいないから。
特別な存在です。

自分という個の存在(1)

2011年06月02日 00時49分57秒 | 良斗からの贈り物

皆様お元気でしょうか?

雨の日が続いていますが、地上の浄化ですから嫌ってあげないでくださいね。

さて今日は、お話を書きます。

これは、ある小説がきっかけで旅に出た旅人のお話です。

ある時、本屋さんで不思議な表紙の本を見つけました。

『あなたの人生』

面白そうなので買って読んでみました。

そこには、幸せという世界の中心があると書いてありました。

「もし、本当にあるなら是非、見てみたいものだ」

旅人は、"幸せという世界の中心"を探して旅に出ました。

いろいろな国を回り、いろいろな人に聞いて回ってアジアにあるのではないかという話を聞きました。

そこで中国に行き、高僧に会って聞きました。

「幸せという世界の中心は、どこにあるのでしょうか?」

高僧は、答えます。

「ん~。私も中心を探して旅をしたことがあるが、見つけられなかった。

もしかするともっと西へ行けば、あるのかもしれんがな」

お礼を言って西へ向かいます。

すると旅の商人に出会いました。

「あなたは、幸せと世界の中心がどこにあるかご存じですか?」

すると商人は、

「もっともっと西のインドという国にあるのではないだとうか。

ある旅人が中心に行くと言って、インドへ向かったから」

そう教えてくれました。

旅人は、インドへ向かう事にしました。

何か月も歩いてインドにたどり着きました。

町の人に中心は、どこかと尋ねたら

「ブッタガヤだよ」

と教えてくれた。

"ようやく、幸せという世界の中心に立つことが出来る。これで、幸せになるんだ"

焦る気持ちを抑えながらブッタガヤを目指しました。

人に場所を聞きながら何とかたどり着いた。

「よくやった自分。偉いぞ。よくここまでがんばったな」

自分をこれほど、好きになり、褒め称えた事は、ありませんでした。

そこで小さな子供が近寄ってきて旅人に言いました。

「旅人さん。お探しのものは、あなたの中にありますよ」

そういうのです。

どうせ、小銭をセビリたいのだろうと思い、無視して歩き出しました。

そこには、高い塔のようなマハーボーディーというお寺があった。

ここの菩提樹でブッタが悟りを開いた場所らしい。

"きっとここが幸せという世界の中心だ"

寺院の中に入り、寺院の人に聞いてみた。

「私は、はるばる日本から来ました。ここは、幸せという世界の中心ですよね?」

すると

「いいえ。ここは、仏教の中心ですが、世界の中心ではありません。」

旅人は、愕然としました。

つづく

皆様が笑顔でありますように(^-^)/

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1 コメント

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Unknown (メルヴィス)
2011-06-02 06:17:35
続きが楽しみです!(*^_^*)
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