90代の繰言

後期高齢者の戯言

残照の記(132)

2023-01-15 16:22:14 | 日記

部品の恐怖

6日の夜、TVを観終わって、イアフォンを外した。
隣近所の迷惑を考えてTVはすべてイアフォンで聞く。
耳に違和感を感じて、イアフォンの先端を見ると透明な円筒形のキャップカバーがない。
耳に残っている。
指でとろうとすると、意地悪くぐんぐんと中に入ってしまう。
看護師が集まってきて、ピンセットなどを使って取ろうとするが、そのたびに中に入ってゆくばかり、ついに見えなくなったらしい。

朝目覚めたら、耳が腫れている。幸い今日は透析の日だ。真っ先に耳鼻科に駆けつける。
院長先生は耳を見た瞬間に、何か異物を入れとと見破った.
ものの10秒もしなううちにキャップを取り出す。
両耳を洗浄して治療は終了した。
その間10分ほど。
(以上)


残照の記(131)

2023-01-09 06:59:37 | 日記
早朝の発熱

 1月5日、早朝看護師が血圧・体温などの測定にやってきた。

 吃驚!

 「38.4℃」もあるという。

 これにはガラジイも測定した看護師も驚いた。

「コロナだ」
と誰しも思う昨今。

 看護師が集まって何やら相談。介護士長が氷枕を作成してあてがっててくれる。気持ちがよい。やがて解熱剤らしきものを飲まされる。

「透析は休んだ方がよいのではないか?」という意見も出る。これには患者であるガラジイが断固反対。
 とこうするうちに7時ころ何回目かの検温で37.1℃
 
 全員ホッと一息。

 8時に部屋食をいただく。体温は36.8℃に下がっていた。
 当初の「38.4℃」は一体なんだったのだろうか?
 
 看護婦長さんが送迎バスの手配をしてくださり、通常より1時間遅らせ10時に迎えに来ることになる。1時間遅れで透析にかかる。

 透析は一般外来患者と隔離状態で実施された。しっかり水を引いたので、透析終了時に血圧が下がり、気怠くなった体を抱えて帰ってきた。

そして、1月6日………
(つづく)
 


残照の記(130)

2023-01-02 19:50:07 | 日記
Stop the War !

 昭和97年12月31日、プーチンはウクライナの首都キーウをイラン製のドローンだかなんだかを使って攻撃した。
 昭和98年1月1日も攻撃が続いたらしい。恒例のマラソン放送のおかげでNewsが定かではない。1月2日はどうか?これまた、箱根往路のおかげで定かではない。
 
 こんなことをしていてよろしいのか?

 実は、血圧が80まで下がって(下じゃないよ、上がだよ)しまってこの3日間フラフラの状態。
 世界の情勢はまったく入ってこない。
 TVを捻ると、マラソンがやけに目に付く。無理もない。ここ何十年か正月と言えばマラソン!
 見るともなく見ていたから、結果は定かでない。

 それにしても、プーチンの野郎目、ぶっ殺してやりたい。80年前、愛国少年ガラジイがルーズベルト憎しと一人悶えていたのと全く同じだ。戦争は人間から理性を消し去る。
 それにしてもプーチンという人間は自己保身しか考えていないのか?
(以上)

 

残照の記(129)

2023-01-01 18:25:40 | 日記


 やっとブログをかけるようになりました。
 操作法が悪いのか、それともバグがあるのか、いずれかわかりませんが、ここしばらく本文を書くことができなかったのです。毎日怠けないで本文を記入せよとの道真公のお叱りの結果かもしれません。

 そうこうしているうちに、新年がやってきた。

 昭和98年、2023年、令和4年。
 
 いやはやガラジイは91歳になる。と同時に老人ホームでの初めての正月だ。

(以上)

残照の記(128)

2022-11-30 04:56:55 | 日記
同じテーブルの面々

 エミアス鉄輪に入所してから100日が過ぎた。

 その間知り合いの入所者が数名できた。
 
 最初に親しくなったのはF氏。左手、左足が不自由だが、車椅子で活発に歩き回っている。4年もいるというからエミアスには通暁していてガイダンスは彼から今もなお受けている。

 その他、知り合いになったのは同じテーブルで食事する方々。

 テーブルの対面側、右手にHさん、男性。80代初めらしい。ほとんどお喋りしたことはないからその人柄はわからない。始終立ち上がると、歩いて自室(?)に帰る。
 その左にKさん。ガラジイの1歳上、女性。滅多にお喋りしない。しかし何くれとお世話をしてくれる。一番奥の部屋に住んでいるが、かなりの距離を食堂へは歩いて通う。
 さらにその左手、ガラジイの対面にいるのはOさん、女性。入所してまだ日が浅い。80代初めという。
 その左手にいるのは、先日100歳になったSuさん、女性。Oさんと始終お喋りして指導している。
 
 Suさんの対面はSaさん、男性だ。80代初めか? 故あって、左隣に座っているのに、ガラジイは口を利かない。無視だ。
 Oさんの対面がガラジイ。
 その右隣がFさん、86歳。FさんもSuさんと口を利かない。
 さらにその右隣は?さん、絶えずニコニコしている90歳近辺のおばあさん。食事が口に合わない場合が多くて、ご飯に手を付けないことが多い。心配である。
(以上)