蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

ペンタスとグラジオラス

2024-07-09 19:24:00 | 日記













       折れてなお 咲き満つるかな グラジオラス

























       何に挑むか グラジオラスの 緋色
























 




       遠雷や ペンタスの蕊 アンテナめき
































       名の由来 五芒星てふ ペンタス 夏(げ)








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小暑

2024-07-07 22:57:00 | 日記












       緑陰に 入りてため息 ひとつかな





















































       お好み焼き 綺麗に返し 暑気払い



































       紙粘土キティ 完成 小暑の夕










梅雨明けもしていないというのに、連日の猛暑。
クタクタの毎日だけど、週末の孫のお泊まりの土日は、一週間が無事に終わった証のようなもの。

ちょっと以前は、楽しみだったり癒しの時間だったり、だが今現在の本音は、ちょっぴり負担…これは体力的に。の話。
(実際に来なくなる日はやがて訪れるだろうが、その時は悲しくてやりきれないだろう。)

この日の孫は、紙粘土などの材料を持参。
「ばあば、どこへも行かなくて大丈夫。私 作るものがある。」
私(助かったあ😅)

宿題などの勉強道具は持ってきていないよう…荷物がいつもの半分。

宿題は済ませ、後は日曜の夜にやる。
とか。

土曜日、夕飯後、紙粘土を取り出し何か作り始める。
スマホ画面に、キティちゃんが白っぽい木馬に乗ってる写真。

孫、今一番の「推し」キティちゃんを作るらしい。

孫曰く「このキティちゃんの置き時計が欲しくてさ、でも買ったら高いから作るの。」

よく見たら、小さな目覚まし時計も用意してる!(笑)

もくもくと作り始める孫。
この夜は、一部細かいところを残しあらかたを作り終え、入浴。
就寝は12時少し前だった。

翌日曜は、朝からぐんぐん気温上昇💦
暑い!!
湿度も高いから不快指数は相当なもの。

9時半に起きて来た孫、「ばあばの、あつい💦あつい💦のひとりごとで、目が覚めたよ。」
2階のベランダに、洗濯物を干しながら心の声がダダ漏れした🥵

隣の部屋で寝ている孫娘、今日は存分に寝かせてあげるつもりだったが…
それは悪いことしたね😢と一応謝る。(笑)9時半まで寝たならまぁいいんじゃない?

孫が朝食中、ちょっと庭へ出てみる。
紫陽花はほとんど枯れて、庭は夏草ばかり。
梅の木の葉影から、青空を見上げる。ここだけ青空が雲間に広がっている。
もう夏の空。梅雨が開けたら酷暑の毎日を予感させる。

本日は、小暑。これからが暑さ本番ですよ。と暦って凄い!

法事も控え、なんやらかんやら夏も忙しい。
やはりため息…。

食後は、キティちゃん時計の仕上げに、取り掛かる孫。

お昼、何処か行こうよ、と言うと「いいよ!お好み焼き食べたいなぁ。」
夏のお好み焼きかぁ。
冷房が効いたお店で、自分で焼いて…
いいかも!

孫は、家族や友だちと何度か来ているお好み焼き屋さん。
私は、多分二度目。

20分ほど待ち、窓ぎわの席に通される。

孫は手慣れた様子で、テキパキ注文。
タイマーを律儀にかけて、お手本通りの時間に、ひっくり返す。
綺麗!!
(ばあばは、途中で割れて無惨、写真は撮らず💦)

かき氷とソフトクリームのデザートで、満足の孫とばあば

良い暑気払いになった。

帰宅後は、キティちゃんの最終仕上げ。
5時には、帰るからと孫。

時間20分前に完成。
ちょっと荒けずりだけど(孫には言わない🤫)可愛らしい!💕

慎重に両手で持って、車の中でも、ばあばあまりでこぼこ道、通らないで。」って、いつもの道です!




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博多祇園山笠

2024-07-05 23:51:00 | 日記




































































       すれ違う 法被の腰に 赤手拭


















       夏のれん 右端を分け 入りにけり




















       やっつけ仕事の如 飾り山笠(かざりやま)見し


























        老鶯の 声高らかや 日照り雨





















今年こそは、飾り山笠を見に行こうと決めていた。

気のせいなのか何なのか、たった一年で、一気に体力が衰えた…つまり70歳台なりの老いを実感するこのごろ。 
疲れが取れない、どころか溜まる一方。

気力が特に萎えて、あれをしたい、ここに行きたい!という意欲が湧かない。
きっと暑いから、夏を越したら、涼しくなったら…とわずかな希望で1日1日。

と、まずは愚痴から始めたけど🙇‍♀️

7月3日の朝刊の、2ページにわたる「博多祇園山笠、飾り山笠」の記事と写真に釘付け。

あっガンダム!の飾り山笠がある〜!
はい、決めました。金曜日絶対に行きます。

梅雨の晴れ間っぽい天気。
なんだかはっきりしない。
時々降ったり、晴れ?というか曇天。
晴雨兼用か迷ったけど折りたたみ日傘をバッグに入れて。

ここ一週間、うかない顔で何処かしら痛そうにしている私、夫に「飾り山笠見に行って来る。」というとびっくりした顔。
「上川端通りとか、櫛田神社ならバスがいくらでも出てる。地下鉄なら中洲川端が近い、けど出口ちゃんと確認しないと…」

数年前なら、徒歩で行ける距離だったが、今はちょっと自信がない。少しでも足と腰庇わないと…
早い時点で、地下鉄で行こうと決めていた。

天神駅に着き、まずは新天町の飾り山笠。

飾り山笠の前を表、後ろを見送り、と呼び、全ての山笠は櫛田神社の方角へ、表を向ける。

表は合戦、武者もの。
見送りは、テレビ、童話などの題材。
ガンダムは、見送りなので後ろ側なんだけど、激写。(でも多分みんなそう、なはず(笑))

商店街の角ですれ違ったおじさま二人、法被姿で腰の赤い手拭いが目を引く。
山笠の役員さんらしい。
手拭いの色は、その役職で違うようだ。
赤は、それなりの責任を担う方らしい。
7月1日から15日の追い山までの間、法被が正装とのこと。
博多のこの地区の人たちにとっては、大事な神事なのだから。


上川端通商店街近くは、博多座や鈴懸など、随分以前に、娘に連れて行って貰ったり、小さかった孫たちと来た思い出の場所。

鈴懸の餡蜜食べようと、涼しげな暖簾を分け入り自動ドアを入れば…すごい待ち人。
名前記入、しばし躊躇い、一人待つのはシンドイと諦めた。

又地下鉄で、一つだけ先の天神へ引き返す。

天神に来ても、ナナズカフェ。(笑)ランチのセットに黒蜜たっぷりの餡蜜を加え、満足する。















ランチ後、もう何処も寄る気もなく、まっすぐに家路へと。

天神から、約40分、我が田舎駅(笑)を降りれば、鶯の声。
そして、天気雨。
はるか杜の方から、細かい雨が降ってこちらにやって来る。

これでもう少し、気温が低ければ、最高なんだけど。

暑い…ムシムシ不快。
多分、福岡市内より2、3度は高い気温。(冬は逆に、2、3度低く底冷え💦)

自然は豊かだけど、盆地に似た気候は、47年経っても一向に慣れません。










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梅雨の蝶

2024-07-04 22:53:00 | 日記














       褪せし四葩 縋りて翔ず 梅雨の蝶





























       曇天へ 抗議のかたち 松葉牡丹

















       梅雨闇や 小紫の さみどりの実















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孫、最後の中体連

2024-07-02 01:40:00 | 日記




























       後輩へ 手作りチャーム 夜の虹















       悔い少し 部活引退 七月来



















       汗の子ら 試合終われば 焼肉会



















       百日紅 ぽっかり暇な 日曜日






















       荒南風や 草の靡の 怒涛めき







土曜日曜は、中三の孫娘の最後となる中体連の試合があった。

土曜日の時点で、県大会の出場は無しと決まる。(去年の三年生は強豪選手が何人か居たようで、県大会まで進んだという。)

翌日曜は、シングルスだけど、孫は「多分一回戦で負ける。」と丸で覇気がない。

一年生の時は美術部に在籍していた。
思い描いていた風ではなく、あまりに活動がゆるく、暇で仕方ない。
友だちがいる卓球部に入部したいと、強く願うようになり、それでも途中退部は、顧問などに申し訳ないと、悶々とすること数ヶ月。

友だちや、担任の先生に相談したりして、漸く退部届けを出し、卓球部員になったのは、一年の一月終わり。

ほぼ、次の一年生と同じスタート。
なかなか試合にも出して貰えず、下積み時代(笑)も長かったようだが、次第に応援専門から試合に、出してもらえるようになった。
負け試合ばかりだったが、初めて勝利した時の喜び様といったら。

2年弱だったが、ラケットはぼろぼろ。(割と高価なラケットを、顧問の先生が薦めるので、母親は、たった2年しかしないのに、勿体無い!と言ったが、夫がせっかくやるなら、まともなものを、と説得(笑))

勝ち負けや実力はさておき、本当に頑張ったなぁ。毎日の練習(冬は帰宅時は真っ暗)試合に出られなくても土日の遠征など(これも、冬の早朝真っ暗)
悔しい思いも多々あったね、でもとにかくやり切ったね、とばあばは感無量。

娘も、日曜の夜のLINEで、「二年間**よく頑張ったよね。先生や友だちのお母さんに、**ちゃんは癒し系、ギスギスした時に皆を取りまとめてくれる、って、知らなかった。」と。

この日は、三年生の親は大抵応援に来ていたよう。

孫も両親に見守られ、少し緊張気味の試合の様子を、動画撮影しスマホで娘が送ってきた。


土曜日は、後輩へのプレゼントのチャーム作りに余念が無い孫。
器用に、楽しそうに、作っている。なんか道具箱まで持参して、丸で職人!
やっぱり美術部向きだったんじゃない?!もちろん孫には、口が裂けても言わないけど。(笑)

三年生七人は、試合終了後、記念撮影、そして夜には打ち上げの焼き肉会に行ったそう。


この日、朝6時過ぎに、孫を学校まで送り、ばあばの任務完了。

いつも大寝坊のばあば、5時起きで、お弁当のおにぎりと卵焼きを作り、水筒には氷多めの麦茶も忘れないよう。
なんとか間に合い…
あとはぐったり。(笑)

昼から夕方、暇を持て余し、少しだけ歩く。
凄い風が吹き、時々雨も降る。
生暖かい強風に、木も草も波のように揺れる。

百日紅が咲きだした、公園の遊歩道の入り口。

腰痛は、幾分和らいだ夕方だったけど、遊歩道へは進まず帰宅した。

まだまだ梅雨の真っ只中の、日曜日の出来事。

(写真は撮ったけど、俳句がなかなか…陳腐過ぎて自己嫌悪
記録として、アップした今回です🙇‍♀️)



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