ハヤテの追求ブログ

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ノモンハン事件は日本軍の勝利!!

2008-02-23 03:55:57 | Weblog
ノモンハン事件は、日本軍が旧ソ連軍の近代兵器の前に敗北、惨敗したと、戦後長らく言い伝えられ、五味川純平原作の「戦争と人間」という虚構、捏造に満ちたベストセラ-小説がノモンハン事件の歴史捏造に拍車を駆け、教科書までに「ソ連軍は空軍、機械化部隊を繰り出し、日本軍に死傷者2万人の壊滅的打撃を与えた」(日本書籍・高校日本史)書かれていたほどだった、旧ソ連の発表したソ連軍の損害9284名、日本軍の損害52000名?55000名という情報をべースにしたものだった。しかしそれはとんでもないデマでまったくの嘘、ソビエト連邦崩壊によって公開されてきたロシアの公文書によるとソ連軍の損害は25565名で日本軍の損害17405名を大きく上回っている、さらに資料が出てくると損害数が多くなると見られている。五味川純平は旧ソ連の嘘プロパガンダを広めた事に貢献した、私から言わせれば、まさに国賊そのものとしかいいようがないし、前線で奮闘して戦った兵隊の名誉を傷つけたに等しい。ソ連軍が進んだ機械化部隊は大嘘で歩兵との連携も悪く、戦車は走行射撃が出来ない代物だった、かなりのソ連軍戦車が日本軍の速射砲、高射砲の餌食になり800台以上の損害を出した。日本軍戦車の損害はわずか29台。航空戦でもソ連軍イ.15、イ.16は日本軍の97式戦闘機にはまったく太刀打ちできず1673機の損害を出した、それに対して日本軍の損害は179機。日本軍が苦戦していたのも事実であるが、それは少数の兵力でわずか1個師団で戦った為で、敵状把握の甘さ、戦力の逐次導入、政府中央の「ソ連を刺激しない」などの不拡大方針の為、10倍以上の兵力と戦い、苦戦しながらも大奮闘して、多大な戦果を上げた。ジューコフ中将指揮のソ連軍は日本軍兵力の10倍以上の20万以上の兵力をノモンハンに導入していた。戦後、ジューコフは外国の記者に苦戦したのはハルハ河(ノモンハン)だと告白している、外国の記者はドイツ軍との戦いだと思っていたが、ノモンハンだと聞いてかなり驚いたという。ようやくノモンハンの状況の重大さを知った日本軍中央が本格反撃作戦を行う事を知ったスターリンは震え上がった、一個師団の日本軍に苦戦しているのに、10個師団も出されたら大変だと、ドイツを通じて停戦を持ちかけ、不拡大方針をとる政府中央はソ連側の非をとがめる事なく、停戦に応じた。増援部隊の集結を得て、反撃を期した兵士は停船命令に憤激したという。私の祖父も関東軍の兵士としてソ連軍と戦って無事生きて生還している、祖父は戦後、ノモンハンに関して真相も語ることなく37年前に亡くなったが、さぞ悔しかったと思う。ソ連軍の侵攻を苦戦しながらも奮闘して勝利したのに、戦後教育で悪者扱いされ真相を語ることなく、この世を去ったと思うと私も祖父に対して申し訳なかったと思う。祖父の奮闘を無駄にしない為にも真実の歴史を知る事で後世に伝えていく事だと私は思う。ノモンハン事件の真相をさらに詳しく紹介、分析している有朋書院のノモンハン事件の真相と戦果はぜひ読んでほしい。


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