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SEゴルファーのOJTレポート ~職場のゴルフコンペブービー から THE OPENロイヤルトロフィー への挑戦 ~

このブログは、私のゴルフ理論を書く「ゴルフ雑誌の連載コラム」のようなものです。日記(私生活の記録)ではありません。

置くショット・偵察するショット

2011年05月08日 | スクランブル
前回記事の「臨機応変にショット計画を変えていく戦術」の1つに、1人目に打つ人が「置くショット」をしたり「偵察するショット」をするという戦術があります。4人のスクランブルゴルフではかなり有効な戦術です。
「置くショット」とは、パー4・パー5のティーショットやパー5のセカンドショットで距離はそれほど出さないがフェアウェイをキープするショット、グリーンを狙うショットで端ピンの場合にグリーンセンターとかグリーン周りのアプローチしやすい場所に運んでおくショット、などです。
「偵察するショット」とは、パットで1~2mオーバーに打ってラインを見るパット、グリーンを狙うショットで大きめ・小さめの番手で打って距離感を見るショット、などです。
いずれも、1人目の1打を犠牲にするが、残りのメンバーが良いショットを打ちやすい環境を作ることで、残りのメンバーの誰かが100点満点のショットを出すことを期待する、という戦術です。
2人のスクランブルゴルフでは「置くショット」・「偵察するショット」を意図的にすることは考えにくいです。そのショットに1/2の打席機会を使用し、その恩恵を受けられるのが1人(1打)しかないためです。しかし、状況やチーム事情によってはやってみるのも良いかもしれません。

結果を見てショット計画変更か

2011年05月04日 | スクランブル
スクランブルゴルフでは、打順とこれまでに打った人のショット結果に応じて臨機応変にショット計画を変えていく戦術と、打順とこれまでに打った人のショット結果に関係なく常に普通のゴルフをするときのようなショット計画で望む戦術があります。
前者の戦術は、スクランブルゴルフならではの楽しみといえます。しかし、策に溺れてしまったり、考えがまとまらないうちに打つことになる、こともあります。「下手の考え休むに似たり」ということわざもあるように、意外と後者の戦術の方が結果が良かったりするかもしれません。

チーム人数が4人か2人かでの違い

2011年04月30日 | スクランブル
前回に続いてスクランブルゴルフの記事です。
スクランブルゴルフでのチームの人数は4人か2人である場合が多いようです。3人とか5人以上というのは聞いたことがありません。
チームの人数が4人か2人かで全然違ったゴルフになります。4人の場合は自分のショットが採用される確率は25%、破棄される確率が75%です。2人の場合は自分のショットが採用される確率が50%、破棄される確率が50%です。ショットが採用される確率の違いが両者の違いとなります。また、目標スコアも相当変わってきて、4人の場合の方が2人の場合より相当良いスコアを期待するし達成も可能です。
4人の場合は100ヤード超から1ピン以内につける100点満点に近いショットを誰か1人が打って欲しい、打つことができる場合が多い、というゴルフになります。100ヤード超からグリーンは外したがアプローチはしやすい場所に運ぶというような70点くらいのショットは意味がない(採用されない)場合が多くなります。70点くらいのショットならダフリ・チョロ・OBなどの0点ショットと変わらないことになってしまいます。
2人の場合は、70点くらいのショットでも意味がある(採用される)場合も結構出てきます。1人がダフリ・チョロ・OBなどの0点のショット打ってしまったら70点のショットでも相当マシとなる(ベストボールとして選択するしかなくなる)からです。

スクランブルという違ったゴルフ

2011年04月27日 | スクランブル
2011/02/23の記事で書いている「チーム戦で複数人のチームメイトで同じ場所から打ってベストボールを選択していく」という、通常のゴルフ(自分のボールを打ち続けるゴルフ)とは違うゴルフが存在します。このゴルフはスクランブルゴルフとかベストボールゴルフと呼ばれています。
私は最近初めて4人1チームのスクランブルゴルフをしてみました。2人1チームのスクランブルゴルフは1年半ほど前に1度経験しています。
スクランブルゴルフは普通のゴルフとは全く違う競技だと考えた方が良いくらいだと思いました。特に4人1チームのスクランブルゴルフはそうです。ゴルフコース内にてクラブでボールを打つことは同じですが、ショット計画などのコースマネージメントやメンタル面のコントロールは全く別物となります。
コースマネージメントでは、「各ショットではチーム(4人とか2人とか)の人数分の1の確率でしか自分のショットが採用されない。採用されなければボール(ショット結果)を破棄する」という点が非常に大きな違いです。通常のゴルフでは自分のボールを破棄することはできませんので(破棄するときには必ず罰打が付きます)。
メンタル面ではチームプレーやチームの雰囲気作りという要素が入ってくる点が非常に大きな違いです。
スクランブルゴルフでは、このブログで論じていることの約半分は全く役に立たないことが分かりました。
今回から数回にかけてスクランブルゴルフについて書いていきたいと思います。