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SEゴルファーのOJTレポート ~職場のゴルフコンペブービー から THE OPENロイヤルトロフィー への挑戦 ~

このブログは、私のゴルフ理論を書く「ゴルフ雑誌の連載コラム」のようなものです。日記(私生活の記録)ではありません。

ナビゲーションの是非

2015年08月23日 | このブログの方針
前回、ゴルフでは何でも「センス(感覚)の才能が無い人は、正解がパッと分からない」ので「経験値から方程式を作っていく」ことになるだろうと書きました。GPS距離計などのナビゲーション機器は「センス(感覚)の才能が無い人」を助ける道具であると思います。ナビゲーション機器から「方程式でショット計画を立てるために必要な情報」を得ることができます。一方で「センス(感覚)の才能がある人」はナビゲーション機器は不要でしょう。ナビゲーション機器からの情報が無くても「どのようなショットを打てばよいか自然に分かる」でしょうから。
「センス(感覚)の才能が無い人」も経験を積めば、ナビゲーション機器からの情報が無くてもショット計画を立てられるように成長していくと思われます。
「ナビゲーションの是非」に対しては不要論も積極推進論もいろいろと意見があるようです。私は「センス(感覚)の才能が無い人の成長過程で必要な物」という意見を持ちたいです。あくまで成長過程でということで「ナビゲーションに頼り切って、成長する気概が無い」というのは「好ましくないこと」だと思います。ここでの「成長する」ということは「情報収集能力を獲得」していくことと「自分の方程式を確立」していくことだと思っています。

「この大会はあなたの来る大会でない」とは滅多に言われない

2013年09月21日 | このブログの方針
ほとんどのコンペ・競技会では、あるレベルの腕前の人が参加することを想定しています。が、ほとんどのケースで、想定しているレベル以下の腕前の人が参加しても、「この大会はあなたの来る大会でない」と面と向かって言われたり、次回からの参加をお断りされてしまうことはほとんどないように思います。もちろんレベルが十分でないのに参加するならば、その人は、その会のルールをよく理解してルール通りにプレーし、またよりマナーやプレーファーストにより一層気を配ってプレーすることは大前提ですが。その前提を守っていればレベルが足りてなくても「頑張ってもダメだったんだ。まだレベルが足りてないね。練習して、また今度挑戦してね。」という話になって終わるだけだと思います。
「この大会はあなたの来る大会でない」となるならば、そうなる前に、そのコンペ・競技会では参加資格としてオフィシャルハンデキャップ等の規定を設けているでしょう。
たいていのコンペ・競技会では会を盛り上げるために裾野を拡大したいという思いがあるので、基本的には参加希望者は全て歓迎である場合が多いと思います。それにゴルフの文化は「挑戦意思のある者には機会を与える」とか「コネや参加者の仲間意識で新規参加を拒否したりはしない」という文化なのではないかと思います。

難解を簡単に

2013年09月01日 | このブログの方針
難解なゴルフを上手くプレーする方法の一つとして「そもそもゴルフは簡単なもの」と考え「この難解な状況でも簡単そうに見える」ショット計画を採用する方法もあると思います。ライと傾斜を見てその状況で出来る最高のショット、かつ自分の実力で実行できそうなショット計画を採用するということです。ややこしくて難しい方法や一か八かのギャンブルに見えるショット計画を採用しないということです。
簡単そうに見えるショット計画とは、例えば以下のようなものです。
・クロスバンカーであればグリーンまでの距離に関係なく確実にバンカーのあごをクリアできる番手を選択する
・林の中からは、とにかく確実に脱出できる方向で、フェアウェイに止まる強さ(振り幅)で打つ
・つま先上がりからグリーンを狙いたければ自然なドローボールでグリーンの右から回していく
・端にあるピンを狙わずにグリーンセンターを狙う番手と打ち出し方向を選択する
難しい状況になると本人は頭がパニックになり冷静に簡単そうに見えるショット計画を選択できないことも多いと思います。しかし、同伴者が難しい状況になっているときに、採用しているショット計画が難解なものか簡単なものかは、意外と冷静に見れて分かるものなので、同伴者を見て自分が学習できると良いのではないかと思います。

ショット時の気持ち

2013年08月14日 | このブログの方針
前回記事のように、気持ちよく振れるショット計画を採用したつもりでもミスショットは出てしまうと思います。普通ミスショットをすると「今のスイングはどこが悪かったのだろう」と考えがちですが、私は違う考え方の方が良いと思います。ミスショットをしたら「打つ前にどんな気持ちだったか」を考えたら良いと思います。
まず「このショットは難しいな」とか「上手く打てそうにないな」と心のどこかで思っていたら、採用したショット計画が気持ちよく振れるものでなかったと考えるべきでしょう。2010/07/21記事のように、ショット計画の失敗がミスショットの原因であることは多いです。
次によくありそうなのは、平常心で打てているのに思った打球が打てていないことです。これは傾斜地などで思いのほか打球が曲がってしまったとか、ライが悪くてヒットできなかったとかです。本来なら打つ前に気づいて、対応した打ち方をする必要があるのに、気づかずに普通に打ってしまった場合です。
その次によくありそうなのが「かっ飛ばそう」とか「ベタピンしよう」とか必要以上に力んだ気持ちになっている場合です。こうした場合、力みが原因で身体がおかしな動きをするのだと思います。ここで身体がどう動いたかに着目してその動きを抑えるよりも、心穏やかにショットに望むように努める方が良いと思います。ある程度の練習量を積んでいる人は、心穏やかにショットできれば、たいていナイスショットが打てるものだと思いますので。

このブログはゲームの山を指向

2013年07月10日 | このブログの方針
前々回からスイングの山とゲームの山の話をしています。この分類だと、このブログがどのあたりを指向しているのかも説明しやすいです。このブログははっきりとゲームの山を指向しています。
世間のゴルファーを見ていると、スイングの山を(スイングの山のみを)志向しているゴルファーが圧倒的に多いように思います。ゴルフの教本もスイングの山を志向してスイング論について書いている物が圧倒的に多いし、ゴルフスクールでもスイングの指導が中心です。このブログが多くの教本やスクールとは違った角度からゴルフを考えるのに役に立ってくれればと思います。
ただし、最近は2012/10/31記事のように、私自身がゲームの山を指向するだけでは行き詰っていると感じて、スイングの山も登ろうとしています。しかし、スイング論については書く自信が無いので、スイングの山を登るための方策についてちょっとだけ書くことにしています。