SEゴルファーのOJTレポート ~職場のゴルフコンペブービー から THE OPENロイヤルトロフィー への挑戦 ~

このブログは、私のゴルフ理論を書く「ゴルフ雑誌の連載コラム」のようなものです。日記(私生活の記録)ではありません。

アンダースペック・オーバースペック

2013年10月30日 | クラブ・用具
2010/02/27記事で、自分の体力に応じたクラブを自分で選ぶべきだと書きました。自分の体力に応じたクラブを自分で選ぶためには、試打したときに、そのクラブが自分にとってアンダースペックか適正スペックかオーバースペックかを感じられる能力が必要だと思います。
アンダースペックのクラブとオーバースペックのクラブを打った場合に、それぞれどう感じるものであるかについて少し書きます。
アンダースペックの場合
・クラブが軽く柔らかく感じる
・シャフトが随分しなる
・軽く(緩く)振った方が上手く当たる気がする
・思いっきり振るとどうなるか分からない気がする
・インパクトの瞬間も軽くて手応えがない
・簡単に高弾道でボールが飛んで行く
オーバースペックの場合
・クラブが重く硬く感じる
・シャフトが全然しならない
・軽く振ることはできず、思いっきり振る以外に打つ方法がない気がする
・思いっきり振ってもまだスピードが足りない気がする
・インパクトの瞬間は硬い壁に激突して自分が当たり負けたような感覚
・どんなに頑張っても低弾道のボールにしかならない

ラウンドの温度

2013年10月26日 | 持論
今回は2012/07/31、2013/05/30記事に関することを違った角度から書きます。
各ラウンドにはそのラウンドの絶対的な温度みたいなものがあるように思います。コース、気象条件、ピン位置ティー位置、プレールール、成績による賞罰、によって、そのラウンドがどれだけ熱い(厳しい、辛い)かぬるい(易しい、甘い)かというラウンドの絶対的な温度みたいなものが決まっているように思います。ただし、その状況が自分の苦手か得意かによっても、自分が感じる温度は他人とは違ってきますが。
ラウンドの温度という観点で一番気にしたいことは、普段自分がどれくらいの温度のところでラウンドしていて、今日のラウンドの温度は普段の自分の平均より熱いのかぬるいのかということです。普段の自分の平均より熱いラウンドでは当然普段のスコアより悪くなるでしょう。普段の自分の平均よりぬるいラウンドでは当然普段のスコアより良くなるでしょう。一般的にコンペ・競技会のラウンドは温度が熱い場合が多いので、普段はぬるいところでしかラウンドしていないと、コンペ・競技会ではスコアを乱して敗北するという結果になります。コンペ・競技会では良いスコアが出せないという人の中にはこのパターンの人がいるのではないかと思えます。
なお、プレールールとは、6インチリプレース有り無し、前進4打ティーを使用可否、無罰救済のプレー再開場所が適当か厳密か、パットのOKが少々長くてもOKか厳密1グリップ以下かOKなしか、などなどです。これらは全て後者の方がラウンドの温度は熱く(厳しく)なります。

運も実力のうち

2013年10月19日 | 持論
ゴルフでは「運も実力のうち」という言葉はとても当てはまると思います。一見実力のなさそうな人が運良く勝つこともあり、一見実力で上回っている人が運が無くて負けてしまうこともあると思います。2013/06/15記事のようにゴルフでは因果応報がはっきり現れますから、運が良い人は幸運を得るための活動をしていて、運の無い人はそれを怠っていたと考えるべきでしょう。それが運も実力のうちということだと思います。
例えば、コンペ・競技会では悪天候のため前半ハーフで競技成立となることがあります。運良く前半の調子が良かった人は好成績で、前半はエンジンがかからずスコアが悪く後半良くなってきたという人は不本意な成績になります。これは運と言えば運なのですが。しかし、天気予報をよく見てハーフ打ち切りを予想して、十分すぎるウォームアップをして前半から勝負をかけてくる人もいるはずです。そうなると運の差ではなく準備の差であって、実力の差であると思います。
実力では絶対に負けてないはずで、自分の方が明らかにゴルフが上手いはずなのに、なぜかいつも負けるという場合、そこには何らか相手の方が上回っていることがあるはずです。恐らく相手は幸運を掴むための何らかの努力や準備をしているのでしょう。それは自分が全く想像もできないようなことである可能性が高いです。

ショットでのプレッシャー

2013年10月16日 | ショット
2013/08/07記事で気持ちよく振れるショット計画を採用しましょうと書きました。
しかし、例えばグリーンを狙うショットなどで狙っている場所に対しての縦横の許容範囲が狭い場合には、やはり強いプレッシャーを感じるものだと思います。そうすると、気持ちよく振ることが難しくなります。良いショットをすることが更に一段と難しくなってしまいます。
打つ距離が短くて短い番手で打つ場合には、縦横の許容範囲は絶対的に狭くても何とか打てるでしょう。しかし、打つ距離が長くて長い番手で打つ場合には、縦横の許容範囲は絶対的に広くないと打ち辛くなります。
使用ティーが後ろになってホールの距離が長くなったり、ピン位置が難しかったりすれば、持っている番手に対する相対的な縦横の許容範囲が狭くなり、より打ち辛くなります。プライベートラウンドでは良いスコアが出るが、競技会で力を出せない場合には、こうしたケースもあるように思います。

ヤード表示を信用する手もある

2013年10月12日 | コース
前回、ティーグランドのヤード表示やヤード杭に勝手に騙される可能性があると書きました。ということは、逆に、ヤード表示やヤード杭を信用した方が上手くいくケースもありえます。多くのゴルフ場では親切のために、ヤード表示を実際の直線距離でなく、この場所からはこのヤード表示を参考にした番手選択をすればちょうど良い、というようにしてくれるからです。
それは、例えば、打ち上げの場合は150ヤードの杭を直線距離で140ヤードの位置に立てたり、打ち下ろしの場合は150ヤードの杭を直線距離で160ヤードの位置に立てたりしてくれるということです。打ち上げ打ち下ろしで高低差がよく分からなくて番手選択に悩む場合は、ヤード杭に見合った番手を選んでしまうという手があるのです。