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SEゴルファーのOJTレポート ~職場のゴルフコンペブービー から THE OPENロイヤルトロフィー への挑戦 ~

このブログは、私のゴルフ理論を書く「ゴルフ雑誌の連載コラム」のようなものです。日記(私生活の記録)ではありません。

アプローチの打ち方のバリエーションを多く持つか少なくするか

2009年09月23日 | アプローチ
前回記事でアプローチのバリエーション(打ち方)を増やすことについて書きましたが、アプローチのバリエーション(打ち方)を多く持つか(多く使うか)、少ないバリエーション(打ち方)で勝負するかは悩ましい問題です。
バリエーション(打ち方)を多く持つことのメリットは、いろいろ攻め方ができることですが、デメリットは各バリエーション(打ち方)の練習(実践)機会が少なくなるためにミスが出やすくなることです。
少ないバリエーション(打ち方)で勝負することはその裏返しで、メリットは同じバリエーション(打ち方)で練習(実践)するためミスが出にくくなることで、デメリットは最適ではない攻め方でアプローチしなければならない場合も出てきてしまうことです。

アプローチの打ち方のバリエーション

2009年09月20日 | アプローチ
今までのアプローチの記事(2009/09/09、2009/09/12の記事)では、バリエーション(打ち方)は1つで良いと書きましたが、その打ち方ではピンに寄らないという場合もあります。その場合は違うバリエーション(違う打ち方)のアプローチをする必要があります。
アプローチのバリエーション(打ち方)を増やすには、使用クラブを変えることとボールをセットする場所(左足よりか右足よりか)を変えることが最も一般的です。
30-80ヤードのアプローチで使用クラブを変えると飛距離が変わります。ロフトの立ったクラブなら飛距離が長く、ロフトの寝たクラブなら飛距離が短くなります。クラブを振り上げるポジションは止めやすいポジションとして、クラブを変えて距離を打ち分けるということもできます。
20ヤード前後のアプローチでは、クラブを変えてもボールをセットする場所を変えても、打ち出し角、キャリーとランの比率が変わります。キャリーの距離はそれほど変わりません(厳密に言えば最大20%程度変わりますが)。ロフトの立ったクラブだと打ち出し角が低く、ランの比率が大きくなります。ロフトの寝たクラブだと打ち出し角が高く、キャリーの比率が大きくなります。ボール位置は右足よりにすると打ち出し角が低く、ランの比率が大きくなり、左足よりにすると打ち出し角が高く、キャリーの比率が大きくなります。20ヤード前後のアプローチではキャリーとランの比率を最適にしたいときに、クラブとボールをセットする場所を最適な組合せにするのが一般的です。

ライが悪い場所からのアプローチ

2009年09月17日 | アプローチ
左足下がりの傾斜地、薄芝(ベアグラウンド)やぬかるみなどのライの悪い場所では、普通に打って普通と同じ打ち出し角のボールを打ち出すことは難しいです。普通に打って普通と同じ打ち出し角のボールを打つことを狙ってはいけません。始めからゴロを打つことを狙った方が良いです。ロフトの立ったクラブ(7番アイアンなど)を使用すると確実にゴロが打てて良いです。

20ヤード前後のアプローチ

2009年09月12日 | アプローチ
20ヤード前後のアプローチは、ボールの落し所(キャリーの距離、ワンバウンド目の場所)の決定が非常に重要です。
使用クラブはウエッジでPW、AW、SWの中で一番打ちやすいものを1つ選び、常に同じクラブを使うべきと考えます。
距離の打ち分けは、30-80ヤードのアプローチと同様にクラブを振り上げるポジションを変えることで行うべきです(前回記事参照)。
自分の使用クラブでのキャリーとランの比率を覚える必要があります。キャリーとランの比率はどのクラブだと何対何という決まりはなく、完全に個人によって違います。自分の比率を自分で覚える必要があります。
ショットの考え方としては、例えば、自分はキャリーとランが1対1として、ピンまで水平で20ヤードであったなら、10ヤード先に落として10ヤード転がすと計画します。
ピンに寄せたいと思うよりも10ヤードキャリーして10ヤード先に落とすことに集中した方が良い結果が得られることが多いです。
20ヤード前後のアプローチではボールをセットする位置(左足よりか右足よりか)は非常に重要です。ボールをセットする位置が変わると打ち出し角が変わるため、キャリーの距離とキャリーとランの比率が変わってしまいます。常に同じ位置にセットしなければなりません。ボールをセットする位置はフルショットのときより右足よりにする方が良いです。
通常は足を閉じて立ち、ボールは右足の小指の外側あたりにセットします。私は足を肩幅より少し狭いくらいに開いて、ボールは右足親指の前にセットしていますが。

30-80ヤードのアプローチ

2009年09月09日 | アプローチ
男性ならば30-80ヤード(女性の場合は20-50ヤード)はハーフスイングで打つべきと考えます。使用クラブはウエッジでPW、AW、SWの中で一番打ちやすいものを1つ選び、常に同じクラブを使うべきと考えます。
クラブを振り上げるポジション(トップの高さ、クラブを振りかぶる大きさ)を変えて打つ距離を変えるべきと考えます。クラブを振り上げるポジションを変えてもスイングのスピードは同じにするつもりで振るべきです。現実にはクラブを振り上げるポジションが低くなるほどヘッドスピードが遅くなって打つ距離が短くなるのですが、気分として同じスイングスピードのつもりで振るということです。クラブを振り上げるポジションを常に同じにしてスイングスピード(意識としての振る速さ)を変えることでも物理の理論的には距離の打ち分けはできますが、スイングスピード(意識としての振る速さ)を変える方法は望ましくありません。
クラブを振り上げるポジションには「止めやすいポジション」というものが誰しも1つか2つあると思います。まず、止めやすいポジションで常に同じ距離を打てるように練習し、それが何ヤードであるかを覚えておきます。どのクラブで振り上げる大きさがどのくらいだと何ヤード飛ぶかということには決まりはなく、完全に個人によって違います。自分の飛距離を自分で覚える必要があります。
コースでは(実際のアプローチショットでは)残り距離(打ちたい距離)を見て、止めやすいポジションに対してどのくらい大きくまたはどのくらい小さく振ればそれだけの距離を打てるかを予想してクラブを振り上げるポジションを決定します。クラブを決めたポジションに上げる(止める)ことに集中してショットすると良いです。