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SEゴルファーのOJTレポート ~職場のゴルフコンペブービー から THE OPENロイヤルトロフィー への挑戦 ~

このブログは、私のゴルフ理論を書く「ゴルフ雑誌の連載コラム」のようなものです。日記(私生活の記録)ではありません。

ライが悪い場所からのアプローチその2

2015年05月23日 | アプローチ
2009/09/17記事ではライが悪い場所からのアプローチはゴロを打つつもりでと書きました。しかし、地盤が固くて芝が薄い土地にあるゴルフ場など、コース全体でライが悪い状態のときは、ライの悪い場所からもウェッジを使って通常の高さの球のアプローチを打ちたくなるものです。
ライの悪い場所からも「通常のロフト角」で上からクラブを下ろして「ボールの赤道以下に直接ク
ラブを当てていく」ように、1ミリもダフることなく打てば、通常の高さの球のアプローチを打つことができます。
この打ち方は、フルショットをダウンブローで鋭角にクラブを入れていく打ち方の人には比較的簡単なことだと思います。しかし、私のようにレベルブローという名のヘッド軌道が緩やかで下からクラブを入れていく打ち方の人にはできない打ち方です。無理やりボールに直接当てようとすると、トップライナーになるか、ボールを右足よりに置き過ぎてシャンクになります。

球の高さを揃える必要性

2015年05月17日 | アプローチ
2009/09/09記事に記載したように、30-80ヤードのアプローチは振り幅を変えて打ち分けます。しかし、せっかく狙った振り幅で振っても、トップして狙った高さに球を打てなければ、狙った距離よりも飛びすぎてしまうミスになります。アプローチでは「狙ったロフト角」で「ボールの狙った場所」にクラブを入れて打たなければ、狙った高さに球を打てず、狙った距離を打てません。
一方、これが、7Iより長いクラブでのフルショットになると、トップによるライナーのような低い球でも、きちっと打てた場合と比べて、さほど飛距離も変わりませんし、ボールの行く先もさほど変わりません。
アプローチでは、というより、ウェッジやショートアイアンといったロフトの大きいクラブを使うショットでは、狙った高さに球を打つことが重要になります。

10ヤード未満のアプローチ

2014年11月01日 | アプローチ
グリーンに乗っていないがカップまで残り10ヤード未満という状況はとても難しい状況だと思います。上手く打てればチップインや寄せワンができますが、ミスショットをしてカップまで近寄らないとかむしろ遠くなる可能性が結構高いので難しいのです。同じ距離でグリーン上にあってパターで打つならば2パット以下で上がれる確率はかなり高いことと比較すると、この状況はかなり難しいと言えます。
こうした状況ではパターで打つのが一番良いです。しかし、グリーンまでの間のラフやカラーでどれだけ減速するかを予想するのが難しいです。芝の長さ、芝質、芝目の方向で減速の具合は大きく変わってきます。減速の具合を読み切るのはセンスがある人にしかできない芸当だと思います。とするとパターで打つと1パット圏内に寄せられないことが結構ありえてしまいます。
やはり通常のアプローチと同様にグリーン面までキャリーさせて残りのカップまでを転がしていく方が良い選択なのだと私は思っています。しかし、グリーン面までキャリーさせるには、小さい振り幅なのに距離の割りには大きい振り幅で打つことになるので、ダフって飛ばなかったりトップしてオーバーしたりするミスが起こりやすいです。
グリーン面まではキャリーさせる作戦を取るならば、グリーンまでの距離が短くてロフトの立ったクラブで少しだけキャリーさせて長く転がして寄せられる場合はまだ簡単で、グリーンまでの距離が長くカップが近くてロフトの寝たクラブでキャリーを長くランを短くしないと寄せられない場合はより難しいです。
こうした場所に行くのは「カップがグリーンの端に切ってあるのにピンを狙いすぎたとき」です。ピンがグリーンの端の場合にはあまり狙いすぎず、グリーンセンターに近い場所を狙うようにして、こうした場所にボールを行かせないようにするのが一番良いことだと思います。

アプローチもビシッとした球を

2014年02月26日 | アプローチ
前回ハーフスイング練習について書きました。ハーフスイング練習でスイングが良くなってくると、ハーフスイングのショットで打ち出す球の質も変わってくると思います。物理学的にどう違うか言えないのですが、ビシッとした球が出るようになると思います。
ラウンドでのアプローチショットでも、ハーフスイングでのショットと同様にビシッとした球を打とうとした方が良いと思います。せっかく良いショットができる身体の動きができるようになってきても、ラウンドでのアプローチショットで腑抜けたスイングをして腑抜けた球を打っていると、フルショットの方にも伝播してショットも元の腑抜けたショットに戻ってしまうと思います。ラウンドでのアプローチショットでもしっかりとした身体の動きをしてビシッとした球を打ち続けることで、フルショットもビシッとした球を打ち続けられると思います。

アプローチの得意距離

2012年03月14日 | アプローチ
今回は雑誌の記事に書かれていた内容で、私が非常に納得した話を記述します。
アプローチはハーフスイングで打つものですが、クラブを振り上げたのを止めやすいポジションというものが誰でもあると思います。その止めやすいポジションで打つと、同じようなショット、同じ飛距離のショットが打ちやすいはずです。そうであるため、コースでのアプローチで、その止めやすいポジションで打つ飛距離が残った場合には狙いやすいです。この止めやすいポジションで打つ飛距離が自分の得意距離になると言えます。
止めやすいポジションというのは2,3個ありますし、使用するクラブを換えることでも飛距離が変わりますので、自分の得意距離は5~10個くらいあるのが普通です。
アプローチでは、残り距離からどういうショットを打つかを考えますが、このときに自分の得意距離を考えてショットを決めると良いです。例えば、残り45ヤードで(正確に言うと45ヤード打つべきボールポジションで)、自分の得意距離に50ヤードというパターンがあった場合には、「50ヤードのショットを選択し、少しだけ弱めに打つ」というショットを打てばよいです。