久喜市長 田中 暄二(たなか けんじ) ~久喜市の発展のために~

職員一丸となって日々公務に励んでいます。

日々の公務や生活を通じ、感じたり考えたりしたことを発信していきます。

2026年冬季オリンピック

2015年02月12日 | 日記
札幌市が2026年の冬季オリンピック大会の招致に乗り出すと表明しました。

実現すれば、1972年(昭和47年)アジアで初の冬季オリンピック大会となって以来、54年ぶりとなります。

あの札幌大会ではスキージャンプ70m級で笠井幸夫選手が金メダルを獲得したほか、日本人選手が表彰台を独占し、「日の丸飛行隊」と称えられました。

私は1969年(昭和44年)に大学を卒業し三菱石油に入社して、3年目が終了しようとしていた頃。

あの年は浅間山荘事件や日中国交回復など、日本が大きく変化していることを実感するような大事件が連続して発生していました。

2026年にオリンピック開催が実現すれば、北海道だけで7,700億円の経済効果があり、オリンピック開催中には373万人の観光客が訪れると予想しています。

今後のオリンピック開催予定は、2018年冬季オリンピックが平昌(韓国)、2020年夏季オリンピックが東京(日本)、2022年冬季オリンピックが北京(中国)かアルマトイ(カザフスタン)のどちらかで開催予定であることからアジアの都市が続くことになります。

ライバルとしては、2026年の冬季オリンピック開催にはバルセロナ(スペイン)、リノ(米国)などが興味を持っていると言われています。

IOC(国際オリンピック協会)は世界中にオリンピックの素晴らしさを広めたいとの立場であるから、札幌の招致の可能性は必ずしも有利とは言えない見通しとのことです。

また、IOCは、開催する都市の負担を減らすため、原則、1都市で開催するというルールを変更して、複数の都市や国家で開催できるようにしましたから、他にも立候補する都市が出るかもしれませんね。

いずれにせよ、2026年冬季オリンピックの開催地が決まるのは2019年のIOC総会です。

期待しましょう。












<下記、広告は、田中けんじ とは関係ありません。>