一昨日から、元会社のOB会の恒例となっている研修旅行に参加して、石巻方面に行ってきた。東北電力の女川原子力発電所の見学と金華山黄金山神社の参拝、女川マリンパルの食事と買い物などのコラボレーションツアーである。以前の天気予報が外れ、予想外の好天に恵まれ、澄み切った紺碧の空と澄んだコバルトブルーの海のコントラストに気分も晴れやかに、昨年６月頃,当ブログで紹介した、百歳の先輩も同行され、生涯忘れ得ないであろう記念すべき旅行となった。先輩はバスと船を乗り継ぐハードな２日間を我々となんら変わることなく、淡々と行動され,その元気にあらためて驚かされたが、毎食好物言う、魚や野菜など全て残すことなく平らげ、その健啖家ぶりにに改めて驚くと共に、長寿の秘訣を垣間見た気がした。２日間我々の手を借りることもなく終始自力で行動されたのには同行者皆で、ただ驚き、昨年NHKテレビで「百歳万歳」で、電柱に登る百歳として紹介された面目躍如そのものだった。すばらしい。こうした、元気な先輩たちに直に接することができ、３０数年前に勤務した懐かしい場所を、当時の同期の同僚と周りながら、現役時代にタイムスリップし、元気と勇気を頂戴することが出来、何年ぶりかの充実感を抱いて気分よく帰途につくことができた。
準備からオヒラキまでの全工程ご苦労をお掛けした、ＯＢ会幹事の皆さん、いたるところで細やかな心遣いで、旅行をサポートしてくださり、特に夜の宴会では道化役に徹し、座を盛り上げ会場を、楽しませてくれた、現役の社員の方々、「中高年旅行の会」代表で、ツアーコンダクターとして7年間お世話になっている、村上さん。皆さん本当にありがとうございました。「センセイ方、若妻会の皆さん」と辺りの観光客が、笑いをこらえ怪訝な顔をするのにも動ぜず愉快に案内してくれた村上さん、バスを降りたとたん、「タダの爺ちゃん婆ちゃんに戻るんですよ」との〆言葉、さすがはエンターテイメントのプロフィショナル。
先輩を報じた週刊文春の９月２３日記事
