15年前流行り始めたブログを始めた、特別印象的な出来事もない日常は記録に止めておかなければすぐに忘れ去られてしまう。
思い出せない日は無かったに等しいなどと聞いた時、何十年間無為に過ごしてしまえば何もなかった事に等しいではあまりにも寂しいではないかと思い些末な日常を絵日記としてブログに綴り続けて来てはや15年過ぎた、それを書籍化した本が7冊目となった。昨年からのBLOG8冊目は現在製本屋さんで制作中。
本を読み返してみると当時のことがありありと浮かんで文章の拙さなども恥ずかしいが、含めて時間の移ろいというもの。版下からの編集作業は自分でやるものの、書籍化は素人には一寸ハードな作業、製本に経費はかかるものの思い出せない日は無くなり、人生の空白帯を作らずにすみひとり満足している。
そのうち海外に旅した旅行紀文を書籍化できないかと思っている。紀行文や写真や動画では残しているものの、やはり本にしたいと欲がでてきた。コロナや年齢で出かける事が億劫になったせいか、今あるもので楽しもうという高齢者の知恵。
