ザ・クイズショウ⑥

後半に入って、加速度的に緊張感が増してきました。

記憶のない神山悟はやはり、空っぽの状態に‘MC神山’という
役割を与えられていたようです。
でも、先週から少しづつ記憶が戻ってきているせいか、所々
本来の神山悟が顔を出し始めています。

彼はなぜ記憶を失ったのか？
なぜMCとしてカメラの前に立っているのか？

「あなたの父母を敬え」これは‘モーセの十戒’にある言葉
ですね。ということは、先週の‘約束の地’もそれ関連の比喩
なんでしょうか？

冴島親子、教会、咲き乱れるマリーゴールド。
なにか、象徴的です。

‘２年前の事件’ってなんなんだろう？
やっぱ、深夜版‘ザ・クイズショウ’の続きって設定なんですね？
う～ん、これは、見てみたほうが盛り上がるんだろうなぁ。
冴島さんはもともと報道の人だったんだね。
それがなんで、バラエティに来たんだろう？

いよいよ、本番開始。

完璧MC神山登場。
でも、今回の回答者は、一筋縄ではいかない、
生放送と同時進行で誘拐事件を起こす男。

みのりちゃんを誘拐してその写真を冴島さんに送りつけ、
生放送のCM中に携帯から犯行声明。
「番組終了までにみのりちゃんを見つけ出せ」
「警察には知らせるな」
「クイズが終わるごとにヒントを出す」
これはゲームです、と笑う桂木。
彼の言った「元報道のあなたには理解できますよね」に
なにか深い意味を感じてしまうのですが、どうなんでしょう？

クイズが進むごとに桂木が出したヒントは
　　　１、ライオン
　　　２、ヘビ
　　　３、ユニコーン
　　　４、目黒区
　　　５、聖職者
　　　６、毎日通う場所
ここまでで、教会だとあたりをつけた冴島さん。
でも・・・みのりちゃんは見つからない。
３問目まではフェイクだと見破る本間。
そこから導き出した場所はみのりちゃんの学校。

７問目。奥義、召還でお母さん登場。
切れかかる桂木だけど、病気のことを聞いて、少し動揺が
見えてきます。７つ目のヒントは‘ボイラー’

ボイラー室へ急ぐ冴島さん。
ドリームチャンスに挑戦する桂木。
同時進行で緊張感は増しますが…
神山のダンス、もうちょっとよく見たかったな～。

やっと見つかったみのりちゃんの体に巻きつく爆弾。
動揺し、声もうわずる冴島さんに
「必ず、聞き出しますから」と力強く答える本間。

問題のカードを置き、インカムを外す神山。
自らの意志で番組を進行させています。
この、正義感あふれるまっすぐなまなざしは
まぎれもなく、翔くん、じゃなくて、神山悟ですよね。
あのカメラ目線は本間に対する自己主張なのか？

桂木の過去。
突然の解雇。何十件電話をかけても、採用されず、
絶望した末の自殺未遂。
なんとか立ち直ろうとしていた時の
「かあさん、ずっと面倒見てあげるから」が彼にとっての
呪縛になってしまったんですね。

みのりちゃんをぎゅっと抱きしめる冴島さん。

そして、TIME UP。

爆発しないまま、時間は過ぎていきます。

「だから言ったでしょ、ゲームだって」
笑って言う桂木に神山の怒り爆発！

「甘ったれんな！！」
「逃げたんでしょ、あきらめたんでしょ、あんたみたいなやつに
生きてること実感する資格なんてないんだよ」
目に涙をためて、熱く語る神山。
「世の中には親孝行したくてもできない人がたくさんいるの！」
このセリフだけ、語尾が‘翔くん’な感じがする。
台本通り？なのかな？

ラスト、キメの「なんっって～」もないまま
怒りと悲しみ（？）に声を震わせたまま、去っていく神山。

本間と神山。
心がつながってるというか、深くわかりあえているというか。
いったい、この二人は何を目指してるんだろう。

そして、本間と冴島さん。
今回、冴島さんのために頑張ってくれてたように見えたけど。
「でも、気付いたでしょ。あなたは番組を止めなかった。
自分の子どもが誘拐されたのに。
結局あなたも、こっち側の人間なんですよ。
オレはただ、桂木に先を越されるのが許せなかっただけですから」
横山くん、圧巻のシーン！！
‘こっち側の’ってときの顔が、たまらないねっ。
不敵に笑う本間。凍りつく冴島。
吐き出すように言って去っていく本間。
どういうこと～！？最後の的は冴島さんなの？！

白い部屋。
よみがえる記憶の断片。
河原で出会った人は、ホリケンにしても、浅野ゆう子にしても
みんないい人だったんだね～。
倒れる美咲。駆け寄ってくるのは…冴島さん？！
報道番組ってこと？なんか、大きな事故があったの？

口笛を吹きながら暗い廊下を歩いてくる人物。
あら、氷室王子ったらこんなところでなにしてるんでしょ？
と思ったら、深夜版・ザ・クイズショウのプロデューサー、山之辺でした。
今後の展開にどう影響してくるんでしょうか？

予告を見た感じでは、かなり動きがありそうです。
あと４時間ほどで始まります。楽しみですね～。