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嵐・大野智さんとにゃんこをこよなく愛するワタシの日々のあれこれ

奈良の夜は早い!?~奈良ぶらり旅④

2010-10-25 20:45:11 | 旅行・街歩き
再び、奈良公園まで戻り、東大寺に行くか春日大社に行くか
迷って、春日大社に行くことにしました。

一の鳥居をくぐり、ザクザク歩いていると、
ほとんど戻ってくる人ばかり。
4時半にして、なんだか薄暗いような。
ちょっと不安になりながらも、ザクザク進みました。

そういえば、夏に行った関西大学の公開講座で
春日大社の「おん祭り」のことをやりましたっけ。

「松の下の儀」を執り行うところは
一の鳥居をくぐってすぐにありました。

「御旅所」を建てる場所にはもう「御縄棟」が建ててありました。
10月1日に建てられたんですよね。
他にはまだ何もなくて、鹿が草を食んでました。




「おん祭り」は12月15~18日。
これは曜日に関係なく、決まってるんですよね。
いつか行ってみたいな。

二の鳥居をくぐって、石段を登っていった左側に本殿があります。
なぜ、参道のまっすぐ奥じゃなくて、左側なのか。
確か、講座で聞いたはずでしたが、なんでだっけ?
方角だったかな?裏にある御蓋山となにかあるんだっけ?
あれ?裏にあるのは若草山だよね?
御蓋山→三笠山→若草山だったね。
なんで、こんなに忘れちゃうんだろ?



石段を登ったところにある本殿、南門。

「本日、神事のため、門を閉めさせていただきます」
といった内容の張り紙がありました。
門が閉まり、中は全く見えません。
中からかすかに笛の音が聞こえます。

すっかり暗くなった中、南門の両脇の燈籠だけが明るく、
ただ篠笛の音だけが遠くにきこえ、
どこか違う時代に来たような、凛とした雰囲気が漂っていました。

5時を過ぎて、本当に人も少なく、ちょっと心細いような。
前に来た時は、確か夜だったけど、こんなじゃなかったような・・・。

そうか!!

あのときはお盆だったから、ちょうど万燈籠のときだったんですね。
そういえば、参道の両脇に並ぶ燈籠に灯が入ってましたっけ。
本殿の釣燈籠にも灯が入り、なにやら幻想的な雰囲気でしたね。

奈良公園では「なら燈花会」をやっていました。
たくさんのろうそくがいたるところに置かれていて、
なにも知らずにきた私たちはものすごく感動したんでしたっけ。

今、大学2年の長男が中学2年の頃、「来年は受験だし、高校になったら、
忙しくて家族で旅行なんて行けないかもしれないから」
そういって、京都、奈良を5日間まわったときのこと。
なにも知らないで日程を組んだ私たちは、京都を発つ日が大文字焼きの日
だとわかって、ちょっとがっかりしていたのです。
そんな心持ちで奈良にやってきて、目に入った「燈花会」のポスター。
偶然にも目にすることができたその景色に、なんだか「奈良へようこそ」
と言ってもらっているようで、一家そろって、すっかり奈良ファンになっ
てしまいました。

そんなことを思い出しながら歩いていると、あちこちに散らばっていた
鹿たちが、同じ方向に向かって、一斉に走り出しました。
時計を見ると5:30。どこかでご飯の時間なのかな?
鹿たちはどこかにちゃんと寝る場所があるのかな?
これからは寒くなるから、温かい寝床があるといいね。

しばらく行ったところで右に折れ、奈良公園のほうへ。
朝、おにぎりを食べたあたりには、まだ人がいるといいなぁ。

東大寺方面からたくさんの修学旅行生が出てきました。
それが過ぎると、辺り一帯静まり返り…。
地元カップルとかもこの辺には来ないんでしょうか?
本当に静かでこわいくらいでしたよ。

広い草っぱらを横切り、駅方面へ向かいます。
あちこちに鹿がいます。
ポツンといたり、群れになっていたり。
「ビィーーーーーー」
という鳴き声があちこちから聞こえて、
夕暮れの物悲しさをそそります。

鹿がこんな声で鳴くなんて知らなかった。
高く、低く、遠くまで響き渡る鳴き声。

また、来週くるからね。
今度はシカせんべいあげるからね。
おやすみなさ~い。









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